実施設計を進めている江之浦の家(神奈川県小田原市 新築 戸建て)は実施設計と並行して、小田原市役所開発審査課とのやりとりを進めています。市街化調整区域での住宅の建て替えで、建築確認の他に建築許可/開発許可が必要になる場合があるからです。
以前、同じく江之浦の麦焼処麦踏さんの時には開発審査課とのやりとりで8ヶ月かかったので、今回は早めに動き出すことにしました。開発審査課との事前相談は2月から始め、8月~9月で詰めの事前相談。結果、敷地の造成は行わず、住宅で床面積も既存住宅よりも小さくなるため、許可なしで建てられる(建築確認は必要です)ことになりました。
先月工務店さんとの顔合わせを行い、今月は見積図を提出する予定です。畦畔の払い下げは測量会社さんに進めてもらっています。来春の着工を目指して引き続き、地道にやっていきます。
基本設計、実施設計と順調に進んできた座間の家(神奈川県 戸建て住宅 新築)は見積り調整中です。覚悟はしていましたが、建築費、想定よりも高かったです。コロナ禍前と比べて2割くらいは高くなった印象を受けました。元々床面積は抑えつつ設計を進めてきたので、つくり方の工夫や仕様の見直しなどで調整を進めています。
ありがたいことに、建主さん夫妻、工務店の瀬戸建設さんとも前向きな姿勢で取り組んでくれてます。これを機により、案をもう一段ブラッシュアップできたら、と思います。
5年ほど前に竣工した神楽坂の家です。計画中はご夫婦お二人でしたが、家族が増えて今は子育て真っ盛り。賑やかに暮らされていると伺っています。
私の住み心地|神楽坂の家(東京都 マンション改修)
対面式キッチン、ウォルナット無垢材の床、WIC、和室など多くの希望があった中で、キッチンを中心とした設計で叶えて頂きました。回遊できる動線で風の流れも体感でき、断熱材や調湿性のある壁など見えない部分まで対応していただき、とても快適です。キッチン周りの壁に貼ったウエスタンレッドシダーの羽目板が、玄関を開けたときに正面に見えるデザインも気に入ってます。家具も含め、一体感のある家に仕上がり、大満足です。
夏季休暇のタイミングで、新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の少し早い1年検査を行いました。弊社(後藤組)で施工まで行ったので、社長と2人で訪問。
子育て中のご家族がきれいにお住まいでした。1年を通して快適に住われている、とのこと。窓から見える田んぼの風景は工事の時に見ていた風景と変わらず美しかったです。変わらない景色を眺めながら、建て主さん夫妻と近況を語らいました。
先日、府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)を訪問しました。暮らし始めて半年が経ちましたが、すっかり庭木が育ち、緑が立体的になっています。既存の樹木、移植した山野草や樹々の他に、キューリなどの夏野菜も元気に育っていました。アプローチには蜻蛉や蝶、小さな蛙も見かけました。
涼しげに揺れる葉を見ながら、建て主さん母娘と1時間ほど住み心地などのお話し。避暑地のように快適に暮らしている、ご近所さんもこの家や庭をとても喜ばれている、とのことでした。周辺にもポジティブな効果が生まれているようです。暑い日が続きますが、趣味の庭づくりに精を出されている建て主さんの嬉しそうな様子が伺えました。