府中の家 地鎮祭と模型写真

2022.6.23

6/23 曇り

見積調整を進めてきた府中の家、無事内容がまとまりました。

この日は地鎮祭です。工事の施工は友伸建設さん、造園は風(ふわり)さんが行います。前日の雨は上がり、しっとりした地面の上で工事の安全祈願を行いました。終了後、近隣挨拶を行い、隣の娘さん宅で工事請負契約を結びました。建築確認申請が下りるのを待って着工します。

こちらは模型写真。減額調整で規模は小ぶりになりましたが、南側にある庭との繋がりはぶれずに大切にしています。

台所(左)と居間(右)から庭への眺めです。
庭を囲う鉤型のプラン。等間隔の登り梁が大屋根を構成します。
Category: 府中の家

新篠津の家の訪問

2022.6.17

少し前ですが、現場に行く途中で、新篠津の家に立ち寄りました。夏で築6年になります。お施主さんは仕事で留守なので、事前連絡をして外観だけ確認しました。竣工時から塗料の塗り直しはしてないそうですが、外壁の下見板貼(道南杉 施工時の様子はこちら)の色の変化は想像よりも緩やかでした。軒の出が建物を守っているのがよく分かります。


落雪に配慮した3寸5分勾配、横葺きの切妻屋根。手前は納屋。
軒の出は外壁芯から3尺(910mm)です。
妻面の玄関扉と外壁。

新篠津の家

Category: 新篠津の家

新篠津西の家 現場監理①杭工事

2022.6.14

新篠津西の家、着工しました。
下はお施主さんから送ってもらった杭工事の写真。PC杭を施工し、摩擦力によって建物を支持します。20坪強の床面積に33箇所に11.5m(5.5m+6m)の杭を打ちました。

環境オンラインセミナー

2022.6.9

少し先ですが、東京建築士会主催「『住環境デザインシート』作成から活用法、実例紹介」(オンラインセミナー)が開催されます。講師は独立前にお世話になった植本さん(植本空間設計舎)、環境委員会委員長の篠さん(篠計画工房)、私の3人です。住環境デザインシートは、これから設計する住宅の省エネ性能がどのくらいかをクライアントに分かりやすく伝えるためのプレゼンツールです。私も作成に携わりました。作成方法から事例まで紹介する、建築士や建築士を目指している方向けのセミナーです。

概要:2021年4月に始まった改正建築物省エネ法により、300㎡未満の建築物を設計する際は、省エネ基準への適否、及び省エネ基準に適合していない場合は省エネ性能確保のための措置について、建築士から建築主に対して書面を交付して説明することが義務付けられました。更に今後、省エネ基準適合義務化へのロードマップも示されています。このような状況の中で、『住環境デザインシー ト』を利用して、数値だけに振り回されずに、居心地良く省エネ生活ができるバランスのとれた暮らし作りに役立てていただきたいと考えています。今回のセミナーでは、『住環境デザインシート』の具体的な内容解説~作り方、入力するデータなどはどこからもってくれば良いのか、どのように活用できるかなどを含めて、丁寧に解説し、『住環境 デザインシート』の実例をいくつか紹介します。

主催:一般社団法人東京建築士会 〔企画〕東京建築士会 環境委員会

日時:2022年7月15日(金)13:00~16:15

受講料
建築士会員(正/準)・学生 1000円 一般 2000円

講師
植本 俊介 氏(植本空間設計舎)
篠  節子 氏(篠計画工房)
後藤 智揮  (後藤組設計室)

詳しくは東京建築士会のウェブサイトよりご覧下さい。


Category: そのた

姉ヶ崎の家の訪問 

2022.5.25

先週末、久しぶりに姉ヶ崎の家(千葉県市原市)へかしの木建設の吉田さんとメンテナンスの件で伺いしました。

築4年が経ち、庭木の成長と外壁の杉板の経年変化でいい感じの佇まいになってきました。メンテナンスも始められたそうで、先日黒ずみを取るために灰汁(アク)取りをDIYでされたとのこと。定期的なメンテナンスが必要な素材ですが、手を入れることで長持ちしますし、美しくもなります。

内部も相変わらずきれいにお住まいでした。中庭のみどりとともに、空間自体も穏やかに育ってきたようです。竣工時よりいっそう空間の魅力が増したように感じられました。


新緑の庭木。グランドカバーも育ってきました。
外壁の杉板。左がアク取り施工前、右が施工後です。
庭の法面に敷かれた石。錆色。
居間。床のヒノキも穏やかに焼けてきています。
中庭。ヤマアジサイが咲き始めでした。

姉ヶ崎の家

Category: 姉ケ崎の家
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