先日、府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)を訪問しました。秋晴れの心地よい1日です。庭の柚子は実を付け、ナツハゼの葉は紅く色づいたりと秋の趣を感じます。庭にはレタスやミョウガ、オカワカメなどの野菜も植えられ、台所にも収穫されたものが並んでました。
さて、今回は建もの探訪(テレビ朝日)の撮影でした。私は午前中のみ立ち会い。建主さん、「緊張したけれど、楽しかった」ようで、遠目に見ていた私にもその様子が伝わってきました。放送は年明けになりそうですが、近づいたら改めて告知します。
6月に引き渡した鶴瀬の家(埼玉県 マンション 改修)を先週訪れました。12月発売のリライフプラスというリノベーション雑誌の取材です。室内には色々なものが置かれ、彩り豊かな空間になっていました。ものは多くありますが、統一感があってスッキリしています。編集部の方たち、回遊プランに沿って手際良く写真を撮ったり、インタビューをされてました。
ご夫妻とも住み心地に満足されてて、今年の猛暑も快適に乗り越えられたそう。お昼をご馳走になってから帰りました。どんな誌面になるのか楽しみです。
5月から設計を進めている矢向のケーキ屋さん(神奈川県横浜市 戸建て 店舗併用住宅 新築)は、9月に概算見積図をまとめました。今月は工事を依頼する松井建築さんと相談しつつ、設計内容とコストの調整をしています。コロナ禍前までは80-90万円/坪でできた木造2階建ての建築が100~110万円/坪かかるようになった印象があります。申請中の補助金もありますが、まずは借入と自己資金の範囲でどこまでできるか、きっちり確認したいと思います。
建主さんの想いを実現すべく、空間の質を保ちながら、予算内に納められるよう知恵を出し合いながら進めていきます。
実施設計を進めている江之浦の家(神奈川県小田原市 新築 戸建て)は実施設計と並行して、小田原市役所開発審査課とのやりとりを進めています。市街化調整区域での住宅の建て替えで、建築確認の他に建築許可/開発許可が必要になる場合があるからです。
以前、同じく江之浦の麦焼処麦踏さんの時には開発審査課とのやりとりで8ヶ月かかったので、今回は早めに動き出すことにしました。開発審査課との事前相談は2月から始め、8月~9月で詰めの事前相談。結果、敷地の造成は行わず、住宅で床面積も既存住宅よりも小さくなるため、許可なしで建てられる(建築確認は必要です)ことになりました。
先月工務店さんとの顔合わせを行い、今月は見積図を提出する予定です。畦畔の払い下げは測量会社さんに進めてもらっています。来春の着工を目指して引き続き、地道にやっていきます。
基本設計、実施設計と順調に進んできた座間の家(神奈川県 戸建て住宅 新築)は見積り調整中です。覚悟はしていましたが、建築費、想定よりも高かったです。コロナ禍前と比べて2割くらいは高くなった印象を受けました。元々床面積は抑えつつ設計を進めてきたので、つくり方の工夫や仕様の見直しなどで調整を進めています。
ありがたいことに、建主さん夫妻、工務店の瀬戸建設さんとも前向きな姿勢で取り組んでくれてます。これを機により、案をもう一段ブラッシュアップできたら、と思います。