千代ヶ丘の家

子育て中の3人家族の戸建て住宅で、「ゆったり暮らせる家」をコンセプトに改修設計を行いました。築30年を超えた既存住宅には、リビングやダイニングが暗い、45坪の4LDKの間取りがいまいち使いにくい、2台分の駐車場が必要といった課題がありました。

そこで階段部分や2Fテラスをあえて減築し、それらを解決することに。東西に長い空間を生かしつつ、回遊性と共に家事動線はコンパクトになるようなプランとしました。ダイニングに面してテラスを設え、庭のある生活を楽しめるようにしました。併せて、耐震補強(構造金物による補強)や断熱補強(断熱材の追加、気流止めの設置、既存の大開口にはハニカムスクリーンを設置)も行っています。減築によって、ゆったり暮らせる空間に生まれ変わりました。

   
所在地 神奈川県川崎市麻生区
用途 専用住宅
工種 改修
建築面積 73㎡(22坪)
延床面積 130㎡(39坪)
改修面積 130㎡(21坪)
工事費 2000万円台後半
設計監理 後藤 智揮(後藤組設計室)
構造相談 村田龍馬(村田龍馬設計所)
施  工 高橋英博(現場監督) 江戸博明(棟梁)(友伸建設株式会社)
設計期間 2020年5月〜11月
施工期間 2020年12月〜2021年5月
ごも日記 「千代ヶ丘の家」編

お施主さんの感想
両親の紹介で取得した築30年の中古住宅です。希望以上の素敵な住まいに仕上げて頂きました。暗かった室内は明るい日差しが届く広々とした空間になり、木の香りに包まれながら子どもも気持ち良さそうに走り回っています。風呂場も羽目板天井とガラス壁にしたことで旅館の温泉に入っているような特別感があります。また、車好きな我々家族のワガママから、家屋の一部を減築して2台分の駐車スペースを確保したことも大きな決断でしたが、住まいが狭くなった事を全く感じさせないほど居住空間が充分確保できていたことも驚きでした。これから無垢床や柱が味わい深く変化していく事を想像すると、それもまた楽しみです。

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