住宅設計のときに考えていること

01 シンプルな計画で住み続け、住み継げる家に。

建築に絡むさまざまな要素を、整えて、シンプルな計画を心がけます。
現存する古民家や社寺建築のように、普遍的な価値はシンプルな中にあると考えています。

  • 愛着や親しみをもてる素材

    永い間使われてきた素材(自然素材、地域材)と現代の工法を組み合わせることで、環境負荷を少なく、健やかに暮らせるようにします。長持ちや美しい経年変化には設計上の工夫に加えて、定期的なメンテナンスも必要ですが、そうすることで傷や日焼けも愛着や親しみに変わります。

  • 住み続け、住み継げるおおらかな計画

    家族の変化に対応し、動線や収納にも配慮したおおらかな間取りを計画します。細部は住みながら手を加えることで、家族の変化に対応しやすく、住み続け、住み継げる住宅として次世代へと継承されます。

  • 身体に、空間になじむ家具

    身体と空間をつなぐ役割を家具は担っています。テーブルや椅子、ソファといった家具のほか、本棚などの造作家具も含めて、毎日つかうものだからこそ、身体に、空間になじみのよい家具は大切です。

  • みどりを感じられる建築や空間

    部屋の中にいても外の豊かな環境を楽しめる空間を創ります。窓先のみどりやアプローチの草花、家庭菜園など、季節感を味わえる空間づくりを行います。

02 建築性能を確保し、住み心地のよい家に。

  • 心身とも住み(使い)心地をよくするのには、耐震性や温熱性など一定の建築性能の確保は欠かせません。その上で、光や風、音、香り、肌触りなどにも配慮します。環境負荷を減らし、経済的な家づくりを行いたいと考えています。

    詳しくはプロジェクトの「私の住み心地」をご覧下さい。

03 つくる過程を知り、住みこなす

  • つくる過程も家づくりの大切な要素です。一緒に土地や物件探しからの同行や産地見学、施行中の職人さんに技見を見るなど、打合せだけでなく、こうした経験が愛着をもって、長い間住みこなす際に役立ちます。つくる過程はブログ(ごも日記)にも掲載しています。

    私の住みこなし」は今後ごも日記にて掲載予定です。

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