流山の家、当別町公共賃貸住宅COCOTTO2をプロジェクトページへ掲載しました。
実施設計を進めてきた新篠津西の家は先月、工事請負契約を結びました。今回は設計は後藤組設計室、施工は後藤組が手がけます。
2月中ばの出張予定でしたが、上旬に札幌近郊で記録的な大雪が発生。JR(快速エアポート、学園都市線などほとんど全て)運転中止となってしまったので、1週間延期しました。中学高校と学園都市線で当別から札幌まで通ってましたが、石狩川を渡れず吹雪で電車が止まるのはせいぜい1日。今回のようにほぼ1週間動かなかったのはさすがに驚きました。地元の人たちは大変だったと思います。
雪解けの着工までに、詰めの作業(図面作成や各種申請)を進めます。
これまでに手がけたプロジェクトの中でメンテナンスに役立ちそうな情報を「私の住みこなし」と題して、不定期でアップしようと思います。今回は高津の家の外壁についてです。
後藤組設計室では基本的に外部に羽目板を貼る場合、軒を出し、保護塗料を施して、日射や風雨からの傷みをなるべく抑えるよう配慮しています。高津の家では、敷地面積が限られたため、軒が出せない外壁はガルバリウム鋼板波板貼りとし、中庭や玄関周りは軒をつくって杉羽目板貼りとしました。
施工後2年が経ちました。北向きで直射光がさす時間は限られているため、色の変化は穏やかですが、下の写真のように外壁と手摺の取合い箇所は雨水をはじくため、色がくすんでいます。今回、メンテナンスでこの汚れを落としてみました。
はじめにアルコールスプレーをかけてから拭いてみましたが、それほど効果はありませんでした。次にアルコールが乾燥してからやすりがけ。家にあった#40と#120でザザッと行いましたが、すぐにキレイな木部が露出しました。
翌日、ガルバリウムの外壁をテープで養生してから、保護塗料(キシラデコールやすらぎ)を塗りました。その翌日も再塗装。2月で気温も低いので、2日に分けて塗りましたが、気温が高ければ同じ日に塗れそうです。
と、3日に分けてそれぞれ10-15分くらい。わりと短時間でメンテナンスできました。
下は同じく2年が経過した玄関周り。同じく杉羽目板貼りです。こちらは特に気になる汚れはなかったので、何も塗りませんでした。
年末から年明けにかけて、重なっていたプロジェクトの引き渡しが無事に終わりました。2月は腰を据えて机に向かう予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大により、子どもたちの通う保育園が1月末から繰り返し休園となっています(2/24 現在 休園中)。
お施主さんをはじめ、弊室と関係する方々に協力いただきつつ、早朝業務などで働き方を工夫しながらこの状況をやりくりしてる状況です。新規の方には少しお待ちいただいてますが、ご理解頂けるとありがたいです。引き続き、よろしくお願いいたします。
昨年末に竣工した碑文谷の家をプロジェクトページへ掲載しました。
※東京R不動産で募集していた入居者は年明けに決まりました。