立川の家 43条2項2号の許可申請 と 冬期休暇のお知らせ

2018.12.11

国立の家は11月末に特命で依頼していた工務店から見積りが提出され、その見積り精査。旗竿地のため多少割高な箇所もありましたが、部分的な調整で予算内に納まり、大きな計画変更もなく進めることになりました。

その期間を利用して先月から進めてきた43条2項2号の許可申請(法律改正で名称が「43条1項ただし書」から変わりました)は、建築審査会への申請書類まとめの佳境を迎えています。必要な建築図面が必要なのはもちろんですが、申請する道に関する権利者を確認(法務局で登記簿、公図を取得してチェック)して現況図をまとめたり、「道に関する協定書」について2/3以上の権利者の承諾を得る必要もあったりとなかなか手強いです。年明けの建築審査会へ向けて、現地や市役所に通う日が続いています。

さて、後藤組設計室は12/29(土)〜1/3(木)まで冬期休暇をいただきます。お休み中のお問合せは、メールにてお願いいたします。


写真は今月上旬に当別町に戻った時の写真(JR学園都市線の車窓から)です。例年になく遅い降雪だったそうですが、すっかり冬景色でした。

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根府川のレストラン 実測調査

2018.11.30

今月中旬に、新規案件の打合せと実測調査に行ってきました。JR東海道線の根府川駅の近くにある空き家を改修して、住居兼飲食店にするプロジェクトです。

建物の床面積は40坪ほど。元々、平屋建てだったものを増築して二階建てにしたようです。縁側に面した庭があり、室内からは太平洋が眺められます。まずは事前相談ということで、実測調査を行ってから、空間、法規やコスト面での可能性を探ることになりました。ポテンシャルの高さを引き立てるリノベーションになるよう、着実に進めていきます。


写真左が改修予定の建物です。


太平洋が望めます。

二子新地の駄菓子屋さん 地域の場づくりとしてのコワーキング・コミュニティスペース

2018.11.19

二子新地の駄菓子屋さん、職人さんによる工事はひとまず9月上旬で終了し、駄菓子屋さんは通常営業中です。改装前の賑わいも戻ってきて、おばちゃんはいつも忙しそうです。

今回の改装で、私たちは駄菓子屋さんの脇にコワーキング・コミュニティスペースを計画しました。これは木村屋さんのマンション、アパート入居者のための場としてのコワーキングスペースと、地域の人たちの集えるようなコミュニティスペース。それぞれ独立した利用に加えて、駄菓子屋さんも含めて一体利用もできる空間構成です。どちらも未完成ですが、これから本棚や看板、テント作りといったハード面から、使いこなしのソフト面も含めて少しずつ手を加えていきます。地域の人たちには徐々に使われるようになってきていて、10月はハロウィンイベントで紙芝居、11月は近所の雑貨屋さんと共催の「なか庭マルシェ」では演劇、駄菓子屋とコラボした「キャンディブーケづくり」ワークショップやなど近所の人たちが多く集まりました。


11/3(文化の日)に開催された「なか庭マルシェ」の時の様子です。


コワーキングスペースでは、こくごレストランの笹山さんによる紙芝居が行われました。


おばちゃん、この日も張り切って営業してました。奥にはカゴを持ったうちの娘が。


こちらは先週末。ミニ四駆大会に向けてコースが設営されました。奥のコワーキングスペースがレース会場、手前のコミュニティスペースがメンテナンスピットとのこと。ちなみに、写真左は「大人の駄菓子屋」の看板。ボジョレーヌーボーの解禁と合わせて行われました。

と、こんな感じで楽しく運用されています。今後の展開にもご期待下さい。

駄菓子の木村屋 営業時間
平日(火〜金) 15時~20時
土日祝   14時~20時

直近のイベント予定
11/25(日) 11時半〜 ミニ四駆 第2回 木村屋グランプリ
11/28(水) 11時〜  小泉農園の野菜のまるしぇ

立川の家 見積り依頼と43条第1項ただし書

2018.11.6

9月からスタートした立川の家は、基本設計がまとまり、先日、工務店に特命で見積りを依頼しました。通常は実施設計後に依頼することが多いのですが、建築審査会に提出する申請書類で建築計画を提出する必要があり、コストを含め、早めに計画を決めておく必要があるためです。今月下旬には見積りアップの予定です。

その期間を利用して、建築審査会に必要な申請書類の準備を行います。今回の敷地は旗竿型なのですが、建築基準法条で定める道路には接していません。いわゆる「43条第1項ただし書」の通路です。許可を受けてこの敷地での建築行為を認めてもらう必要があり、市役所との事前相談を行っています。麦焼処 麦踏の時は市街化調整区域での用途変更ということで開発審査会を通しましたが、こちらは建築審査会。偶然かは分かりませんが、こうした手続きを行うプロジェクトが続いています。

これは1/50の断面模型。上下階とも南庭へ開かれたシンプルな構成です。

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落日荘 見学会+セミナーに参加しました。

2018.10.28

10/28 晴れ

東京建築士会・環境委員会主催の落日荘の見学会+セミナーにスタッフとして参加してきました。

茨城県は石岡を目指して、8時半に二子新地を出発。北千住で乗り換えて、JR常磐線の羽鳥駅に着いたのは11時過ぎ。駅前で集合してから、タクシーで現地へ向かいました。参加者は60人くらいでしょうか。現地到着後、岩崎駿介さんにご挨拶をしてから見学させてもらいました。

落日荘は岩崎さん夫妻でつくられた終の住処です。敷地選びからはじめて、セルフビルドで20年の歳月をかけてご夫妻でここまでつくりあげました。西にある足尾山、筑波山、加波山に向かっての配置計画(門を中心にして離れ(写真左)、母屋(写真右)です。足尾山に向かう軸線やコの字の配置計画は、寺院や美術館にも通ずるシンプルな普遍性があると思いました。


居間。写真右側の掃き出し窓から、足尾山が眺められます。
窓周りは居間のレベルから1段下がって、木製サッシが取り付けられています。手前には障子がり、温熱負荷を軽減しつつ、40cmほどの植物のバッファー空間にもなります。


台所から食堂の眺め。居間より一段上がって、連続して繋がっています。


階段室。コンクリートをハツってつくった中にある階段。室内床は外部と同レベル。


2Fは展示スペースが広がっていますその脇にある本棚の並ぶ回廊。奥が居間や食堂の吹き抜けです。

12時半頃から離れで岩崎さんによるセミナー。岩崎夫妻のここに至るまでの経緯を振り返りつつ、日本や世界各地で見てきた社会に対する考え方を話されました。いい建築を創るには思想が必要、と言われていたのが印象的でした。


14時頃から再び見学。岩崎さんを囲む見学者たち。


こちらがセルフビルドを支える作業場。自分で手を動かしながらその都度、その場で1/1で考えることで空間の密度が高まっていったのでは、と思います。

15時過ぎから8つのテーマについて、グループ別のワークショップを行いました。天気がよかったので中庭で。私も1つのグループでファシリテーターを務め、『建築の未来』について議論しました。


発表後、岩崎さんによるコメントをいただいて、見学会+セミナーは終了。
落日荘、あらかじめ聴いていた通りの素晴らしい建築でした。おおらかな建築でありながら、岩崎夫妻の強い意思もひしひしと感じました。


夕日が沈みます。17時40分頃、往路と同じようにタクシーに乗車して解散です。

その日は水戸駅近くのホテルレイクビュー水戸の和室に宿泊。子連れにはちょうどよいホテルでした。娘は部屋の中でグルグルと楽しそうに小走りしていました。


翌、日曜日もよく晴れたので、偕楽園まで歩いていきました。


好文邸を見学。3年前に来て以来。今回は妻と娘も一緒です。やはり見応えあります。


うづくりの縁側。掃除は大変かもしれませんが、歩いていて、気持ちがよいです。


西塗り縁。


2Fの楽寿楼。
少し前に、ブログを見た方から好文亭の写真を出版物に使わせ欲しいと連絡を頂きました。公園事務局にも許可が取れたそうなので私も快諾。年内に出版されるそうです

さて、バスで水戸駅へ移動してから、勝田駅を経由してひたち海浜公園へ向かいました。妻のリクエストで、見頃を迎えたコキアを観に行くことに。月曜日なのにバスは満席。外国から来られた方が多い印象です。


ひたち海浜公園のエントランスゲート。ここから目的のコキアまでは歩いて20分くらい。かなり広いです。


娘はレトロなベビーカーで移動。駅弁を広げて、ベンチで昼食です。


手前がコスモス。奥がコキアです。


10月末でしたがよく晴れてなかなかの暑さでした。14時前に園出発のバスに乗り、14時半頃の特急で東京へ。娘もすっかり疲れようで、爆睡でした。18時前に二子新地に戻りました。

Category: そのた
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