北参道の家 基本設計打合せ

2017.5.26

5/26 雨

3月に相談をいただいた北参道の家の打合せを午前中に行いました。
現在お住まいのマンションの一室の部分改修です。

今回で3回目の打合せ。おおよそ方針が決まり、
来月には基本設計がまとまる見込み。
キッチンも含めたシンプルな改修計画となりそうです。

なお、私ごとですが今月中旬に長女が誕生し、3人家族となりました。

一児の父として、今まで以上に質の高い設計ができたらと考えています。
今後ともよろしくお願いいたしします。

Category: 北参道の家

武蔵境の家 現場監理①

2017.5.20

武蔵境の家はゴールデンウィーク明けから改修工事が始まりました。

現場監理は毎週、施主打合せは隔週の頻度で
夏の引渡しまで続けていきます。


5/8。着工して5日目。解体作業が進んでいます。


5/16。構造材がみえてきました。柱には貫の跡や棚板の欠き込み跡も確認できます。


一部、間取りの変更に伴い、柱の移動や梁の補強等も行いました。


5/20。筋交いを新たにとりつけた箇所です。


建築工事と合わせて給排水、ガス、電気工事も進んでいます。
ちなみに今回の給水はヘッダー方式を採用。写真の青い架橋ポリエチレン管が給水管です。

Category: 武蔵境の家

髙田先生 退職記念祝賀会@京都

2017.5.13

5/13 雨のち曇り

大学、大学院の研究室の恩師、髙田光雄先生の
退職記念講演会と祝賀会のため、京都へ行ってきました。

6時半頃二子新地を出て、新横浜から京都へ。10時前に京都駅着。

駅からはバスで、高尾は高山寺の石水院へ。
素朴な建築が庭と相まった、心地よい場所です。

ここには学生の時から何度も来ていますが、特にこの時期は格別です。
ちょうど雨模様だったこともあり、濡れた新緑のモミジが眩しいです。
川端康成もこの時期の石水院に触れていたような気がします。

1時間ほど石水院で過ごし、市バスで市内へ戻りました。
昼食を挟んで、出町柳商店街近くのLIGHT UP COFFEEへ。

ここは村上建築工舎の設計施工のコーヒー店です。
うなぎの寝床状の建物には学習塾と珈琲店が併設されていて、
入口側にカウンター、奥の通り庭に置き床やテーブが置かれたような空間構成です。

私が行ったときには学習塾の子供たちと珈琲を飲みにきた大人たちで
世代を超えていい感じで使われており、微笑ましい光景でした。

肝心の珈琲、フルーツ感がつよいというか初めての味で、美味でした。

そのまま河原町通りを南下して、市役所横の京都ホテルオークラへ。

3月に京都大学大学院を退官された、
恩師、髙田先生の退職記念講演と祝賀会に参加しました。

髙田研究室は住まい方調査で有名な西山夘三の流れをくむ
建築計画学の研究室で、住まい、まちづくりの実践的研究が行われてきました。
私は2004年~2007年までの3年間(学部4回生、修士)で在籍していました。

15時から髙田先生の記念講演会、17時半から記念祝賀会で、
総勢400人と大きな会で、卒業以来お会いしていなかった方々とも再会出来ました。

祝賀会の後は、近くのパブで同期と軽く飲んでから、終電ギリギリの新幹線で
二子新地に戻りました。次回はゆっくり京都を訪れたいものです。

Category: そのた

武蔵境の家 着工へ向けて

2017.5.7

見積り調整中の武蔵境の家は着工へ向けて進んでいます。
以下、ざっと報告です。

4/24 晴れ

着工前最後の解体調査です。軸組の確認のため、メインの和室の小屋組や
床下を確認しました。構造上検討が必要な箇所がいくつかありましたが、
前向きに対応できそうです。


和室の小屋組。再利用するため、丁寧に天井板を外しています。


天井裏からの1枚。左側に縁側と庭が広がっています。

4/30 晴れ

工事請負契約前にお施主さんと見積り調整項目の最終確認を行いました。
調整項目の一部は工事の増減精算と合わせてチェックしていくことになりました。


よく晴れた1日で、庭のみどりも元気。


娘さんも手を真っ黒にしながら押し入れの天袋に登ってました。笑顔です。

5/7 晴れ

連休の最終日は3者(施主、工務店、設計者)で打合せを行い、
工事請負契約を結びました。施工は村上建築工舎さんです。
契約後は3者で近隣挨拶。

来週から着工です。

Category: 武蔵境の家

姉ケ崎の家 産地見学

2017.5.3

5/3 晴れ

姉ケ崎の家、この日は飯能で構造材や仕上材(床/天井)の産地見学を行いました。

お施主さんには、はるばる浜松から車で来ていただきましたが、
ゴールデンウィークということもあって渋滞にはまり、
打合せは1時間ほど遅く、11時頃からスタートしました。

前回の武蔵境の家と同じように、飯能の大河原木材さんで西川材のスギやヒノキを見学。
江戸時代から、材木は近くの入間川から荒川、隅田川を経て木場まで流していたとのこと。
なお、西川材の名称は江戸から見て西の川から運んでいたからだそうです。


倉庫内に積まれた出荷前の材木の前で、大河原さんに熱く説明いただきました。
出荷するときは自分の子たちを嫁に出す気持ちになりますと大河原さん。


製材の多くは倉庫から見えるこの山から伐り出されているそうです。


写真左のセミナーハウスも見学。伝統工法で建てられ、仕口や継手など随所に見所があります。


引き続き、セミナーハウスでの打合せ。外構計画や展開図、仕上げの確認を行いました。
実際に床や天井と模型を見比べながらなので、イメージしやすかったように思います。
かしわ餅をいただきながら、2時間ほど顔を突き合わせて話し合いました。

遅い昼食を挟んで、所沢の村上建築工舎へ移動。
こちらは工場(こうば)を見学させてもらいました。

同年代の施主、設計、施工でよいものにしていきましょうと、お施主さん。
昨年、最初にお施主さんにお会いした時に言われたことを思い出しました。

連休の初日でしたが、みなさんに対応頂き、意義深い1日となりました。
実際に住まい手とつくり手の顔が分かり、信頼関係を築いていくことが
よいものづくりへときっと繋がると再認識した産地見学でした。

Category: 姉ケ崎の家
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