姉ケ崎の家 産地見学

2017.5.3

5/3 晴れ

姉ケ崎の家、この日は飯能で構造材や仕上材(床/天井)の産地見学を行いました。

お施主さんには、はるばる浜松から車で来ていただきましたが、
ゴールデンウィークということもあって渋滞にはまり、
打合せは1時間ほど遅く、11時頃からスタートしました。

前回の武蔵境の家と同じように、飯能の大河原木材さんで西川材のスギやヒノキを見学。
江戸時代から、材木は近くの入間川から荒川、隅田川を経て木場まで流していたとのこと。
なお、西川材の名称は江戸から見て西の川から運んでいたからだそうです。


倉庫内に積まれた出荷前の材木の前で、大河原さんに熱く説明いただきました。
出荷するときは自分の子たちを嫁に出す気持ちになりますと大河原さん。


製材の多くは倉庫から見えるこの山から伐り出されているそうです。


写真左のセミナーハウスも見学。伝統工法で建てられ、仕口や継手など随所に見所があります。


引き続き、セミナーハウスでの打合せ。外構計画や展開図、仕上げの確認を行いました。
実際に床や天井と模型を見比べながらなので、イメージしやすかったように思います。
かしわ餅をいただきながら、2時間ほど顔を突き合わせて話し合いました。

遅い昼食を挟んで、所沢の村上建築工舎へ移動。
こちらは工場(こうば)を見学させてもらいました。

同年代の施主、設計、施工でよいものにしていきましょうと、お施主さん。
昨年、最初にお施主さんにお会いした時に言われたことを思い出しました。

連休の初日でしたが、みなさんに対応頂き、意義深い1日となりました。
実際に住まい手とつくり手の顔が分かり、信頼関係を築いていくことが
よいものづくりへときっと繋がると再認識した産地見学でした。

Category: 姉ケ崎の家
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