現場で学ぶ 東京の土壁の家 連続見学会②〜⑤

2018.12.26

東京の土壁の家 見学会(東京建築士会主催)について、春の投稿からすっかり間が空いてしまいましたが、先週12/21の完成見学会をもって無事終了しました。私はスタッフとして運営側で参加しました。各回とも3時間弱みっちり、設計監理の高橋昌巳さん(シティ環境建築設計)、各職方さんによる見学会+講義で、非常に濃密なものでした。せっかくなので、自分なりに印象的だった写真をアップしておきます。細部が多めですがご容赦ください。まずは夏場までです。

6/29 第二回 建て方の見学


木造2F建て、延床面積およそ30坪の住宅。五寸勾配の屋根にはむくりがあります。


通し貫工法で柱に刺さった差し鴨居。雇いほぞで止められています。


6mの通し柱は七寸角で一間半ピッチでが配されています。

7/14 第三回 屋根造作と瓦葺きを学ぶ


実際に屋根上に乗って見学。夏の屋根上はさすがに汗が吹き出ました。


いぶし銀の桟瓦の棟納まり。ここで屋根通気を行います。


下地用のコロシート。スギやアカマツで出来ています。大上木材さんで手に入るそうです。

7/27 第四回 竹子舞下地荒壁付けを学ぶ


外壁部分の竹小舞下地。


加藤左官工業の加藤さん。縄で掻き締めていきます。


外部から表塗り。貫側から塗っています。


外壁の荒壁の下塗りされた状態。塗られた直後で土が水分を持っています。


材料は現場練りです。藁を発酵させて、割れにくく水に強い荒壁土とするそうです。


乾いた状態の荒壁。乾燥してひび割れが生じています。この上に塗り重ねていきます。

9/7 第五回 板金工事見学


下屋周りの納まり。先端の見付は15mm。軽快な納まりです。


土壁と庇との納まりについて、雨水の吸込みをいかに防ぐかなどレクチャー。


土壁、瓦屋根との取り合いです。異なる素材の納まりは難しい。

続きます。

麦焼処 麦踏 リフォーム産業新聞で取り上げられました。

2018.12.20

リフォーム産業新聞の12/17号に、片浦のパン屋さんこと「麦焼処 麦踏」が取り上げられました。一面半に渡って掲載されています。記事はこちらのウェブサイトでも読めます。

立川の家 43条2項2号の許可申請 と冬期休暇のお知らせ

2018.12.11

国立の家は11月末に特命で依頼していた工務店から見積りが提出され、その見積り精査。旗竿地のため多少割高な箇所もありましたが、部分的な調整で予算内に納まり、大きな計画変更もなく進めることになりました。

その期間を利用して先月から進めてきた43条2項2号の許可申請(法律改正で名称が「43条1項ただし書」から変わりました)は、建築審査会への申請書類まとめの佳境を迎えています。必要な建築図面が必要なのはもちろんですが、申請する道に関する権利者を確認(法務局で登記簿、公図を取得してチェック)して現況図をまとめたり、「道に関する協定書」について2/3以上の権利者の承諾を得る必要もあったりとなかなか手強いです。年明けの建築審査会へ向けて、現地や市役所に通う日が続いています。

さて、後藤組設計室は12/29(土)〜1/3(木)まで冬期休暇をいただきます。お休み中のお問合せは、メールにてお願いいたします。


写真は今月上旬に当別町に戻った時の写真(JR学園都市線の車窓から)です。例年になく遅い降雪だったそうですが、すっかり冬景色でした。

Category: 立川の家

根府川のレストラン 実測調査

2018.11.30

今月中旬に、新規案件の打合せと実測調査に行ってきました。JR東海道線の根府川駅の近くにある空き家を改修して、住居兼飲食店にするプロジェクトです。

建物の床面積は40坪ほど。元々、平屋建てだったものを増築して二階建てにしたようです。縁側に面した庭があり、室内からは太平洋が眺められます。まずは事前相談ということで、実測調査を行ってから、空間、法規やコスト面での可能性を探ることになりました。ポテンシャルの高さを引き立てるリノベーションになるよう、着実に進めていきます。


写真左が改修予定の建物です。


太平洋が望めます。

二子新地の駄菓子屋さん 地域の場づくりとしてのコワーキング・コミュニティスペース

2018.11.19

二子新地の駄菓子屋さん、職人さんによる工事はひとまず9月上旬で終了し、駄菓子屋さんは通常営業中です。改装前の賑わいも戻ってきて、おばちゃんはいつも忙しそうです。

今回の改装で、私たちは駄菓子屋さんの脇にコワーキング・コミュニティスペースを計画しました。これは木村屋さんのマンション、アパート入居者のための場としてのコワーキングスペースと、地域の人たちの集えるようなコミュニティスペース。それぞれ独立した利用に加えて、駄菓子屋さんも含めて一体利用もできる空間構成です。どちらも未完成ですが、これから本棚や看板、テント作りといったハード面から、使いこなしのソフト面も含めて少しずつ手を加えていきます。地域の人たちには徐々に使われるようになってきていて、10月はハロウィンイベントで紙芝居、11月は近所の雑貨屋さんと共催の「なか庭マルシェ」では演劇、駄菓子屋とコラボした「キャンディブーケづくり」ワークショップやなど近所の人たちが多く集まりました。


11/3(文化の日)に開催された「なか庭マルシェ」の時の様子です。


コワーキングスペースでは、こくごレストランの笹山さんによる紙芝居が行われました。


おばちゃん、この日も張り切って営業してました。奥にはカゴを持ったうちの娘が。


こちらは先週末。ミニ四駆大会に向けてコースが設営されました。奥のコワーキングスペースがレース会場、手前のコミュニティスペースがメンテナンスピットとのこと。ちなみに、写真左は「大人の駄菓子屋」の看板。ボジョレーヌーボーの解禁と合わせて行われました。

と、こんな感じで楽しく運用されています。今後の展開にもご期待下さい。

駄菓子の木村屋 営業時間
平日(火〜金) 15時~20時
土日祝   14時~20時

直近のイベント予定
11/25(日) 11時半〜 ミニ四駆 第2回 木村屋グランプリ
11/28(水) 11時〜  小泉農園の野菜のまるしぇ

1 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 155
ページトップへ