「そのた」の記事一覧

PARTY ANIMALの展覧会@渋谷

2016.7.26

友達の佐々木くんがアートディレクションを行った
PARTY ANIMALの展覧会に先週末行ってきました。

花火の定番ドラゴンを使って、何か面白いことを、というのが
そもそもの始まりらしく、それで組み立てられたロボットや眼鏡などの作品が
展示されています。巨大な写真パネルには、彼らが火を噴射する一瞬も写っています。
完成度が高い「大人の夏休みの工作」という印象で、
ぼーっとしてると気がつかない細部への工夫が散りばめられてました。


会場風景の一部です。消火器もありました(これも普通でないので行かれた方は見てください)。


どれもドラゴンで組み立てられています。燃えた後はどことなく悲しげ。


ドラゴン眼鏡をかけました。右が佐々木くん。

♯PARTYANIMAL
会期 | 2016年7月15日(金)~8月27日(土) 12:00-19:00
*会期中、日曜日とお盆8月11日(木)~16日(火)は閉廊。
会場 | (PLACE) by method
住所 | 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート#14 03-6427-9296
主催 | method inc. PARTYANIMAL
協力 | 太田煙火 fireworks

イメージビデオがこちらにアップされてます。
久々に花火がしたくなりました。

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札幌市内のアパート 現場調査

2016.6.9

先月のことですが、札幌市内にあるアパートの現場調査を行いました。

2階建ての木造アパートで築30年以上です。
経年変化で傷んでいる箇所もありましたが、
一部壁を剥がし、天井や床下から覗いたところ、
筋交いが薄い、金物が見当たらないといった既存不適格と思われる所や、
断熱材が一部入っていないなど直した方がよい箇所がいくつか見つかりました。

ちなみにこのプロジェクトのオーナーは88歳。空室が多くなったアパートですが、
改修後の部屋には新たに外から入居者を募らずに、そこに住んでいる方に
移動して住んでもらうとのこと。その中には高齢の方もいます。

まずは耐震補強を含めた基本計画案を提案しようと考えています。

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サバイバルピクニック@野川公園

2016.5.14

5/14 五月晴れ

絶好の五月晴れの中、東京建築士会環境委員会主催の
サバイバルピクニックにスタッフとして、夫婦で参加してきました。

サバイバルピクニックはいざという時に役に立つ、サンシェードと
サバイバルクッキングを公園で学び、そうなってしまった時に、
少しでも心の余裕をもって対応できるように、という親子を対象にしたイベントです。
また、サンシェード(日よけ)という家づくりの原点をつくる作業を通して、
その楽しさを子ども達にも知ってもらう趣旨も含んでいます。


ロープ、ペグ、竹、シーツ、それにドングリでつくるサンシェードです。
写真はZO設計室の柿沼さんと肩車でシーツ端を結んでいる女の子。


講師は長野修平さん。昼食時には缶詰をつかったグラタンづくり、みんな真剣です。


午後は4班に分かれて、それぞれが個性的なサンシェードを創りました。


私たちの班は南側へ向けて片流れの形です。


班のメンバーでの集合写真。10時からはじめてこの時点で15時。充実感があります。


ちなみにこちらは妻の班。樹を支柱に、サンシェードを張っていました。

サバイバルピクニックは来年も行う予定ですので、気になる方は是非!

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空き家活用ワークショップ 現地視察@小田原市片浦

2016.4.8

4/8  曇り

今月下旬に行われる空き家を活用した設計ワークショップのために、
瀬戸建設の瀬戸さん、しまだ建築設計事務所の嶋田さんと3人で
小田原市の片浦地区に空き家の視察に行ってきました。


片浦地区の玄関口、根府川駅(写真左)です。駅員さんのいない無人駅で、
大きな桜の木とは対照的な小さな平屋建ての駅舎でした。


坂道の多い片浦地区です。


あまなつが生っている空き家です。


隣地とのレベル差も利用した計画も行えそうです。


古い平屋の日本家屋です。経年による傷みや歪みがあり、
床の畳もふかふかしていましたが、シンプルな空間に魅力を感じました。


こちらも日本家屋。広い庭に面した大きな縁側がある物件でした。

他にもいくつか候補物件を見て廻りました。

というわけで、今月下旬に下のワークショップを行います。
私は両日とも建築家の1人として参加の予定です。
ご興味のある方、是非お越し下さい。

【空き家の冒険 】発表会@片浦空き家バンク

空き家を活用した設計ワークショップ「空き家の冒険」発表会
・日時:4/24(日) 14:30-
・場所:JR東海道線根府川駅(東京駅からも1本です)から徒歩1分の農協徒歩1分の根府川公民館
・内容:起業家たちの移住と空き家活用がテーマです。
片浦地区への移住を考えている起業家、事業家の想いを、
空き家を活用して実現すべく、建築家と建築学生で行う設計ワークショップの発表会です。
設計ワークショップ自体は4/23から1泊2日で開催されます。空き家改修の設計提案を練り、
実現化に向けたマスタープランづくりを継続的に行います。今回はその1回目です。
発表会はどなたでも参加可能ですので、上記のFBのリンクからお申し込み下さい。
・参加費:1000円(片浦レモンサイダー付)

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もしも建物が話せたら

2016.3.3

3/3 晴れ

図面の製本で渋谷まで出たので、夕方から
アップリンク渋谷で『もしも建物が話せたら』を観てきました。
全部で6本の短編から成る映画でタイトルの通り、建物の語りで進んでいきます。
2時間45分とやや長い作品でしたが、簡単に感想を。

①ベルリンフィルハーモニー(ドイツ ベルリン H.シャウロン設計)
オープニング、「建物はあなたが考えている以上に世界に影響を与えている」から始まります。
一昨年の秋に現地に行ったときは外観しか見られなかったので、
建物の隅々まで見れ、実際にの演奏も聴けるのは貴重です。

②国立図書館(ロシア サンプトペテルブルク E.ソコローフ設計)
他の建物と違って、唯一現代建築でありません。
司書が本を運んだり、ページをめくるシーンが多く、眠くなってしまいました。

③ハルデン刑務所(ノルウェー ハルデン H.H.ホイルン設計) 
森に囲まれた環境にある刑務所で、居心地がよさそうです。
世界でもっとも人道的な刑務所らしく、囚人の表情も穏やかに見えました。
ちなみに、再犯率はヨーロッパの中でもかなり低いようですが、
出来てまだ数年なので長い目で見ていく必要がありそうです。

④ソーク研究所(アメリカ サンディエゴ L.カーン設計)
写真では何度も見たことのある建物ですが、収納が充実していることを知りました。
依頼主のソーク氏とカーンとの音声から、2人の信頼関係も感じました。
ただ、同じようなアングルの動画が多いのがやや残念。

⑤オペラハウス(ノルウェー オスロ スノヘッタ設計)
独特な形のオペラハウスですが、街とのよい関係がよく分かります。
ベルリンフィルハーモニー同様、舞台裏を含めた、実際の使われ方が観れます。
「建物は人よりも寿命が長い、私はその人たちの記憶を残していく」という言葉が印象的。

⑥ポンピドゥーセンター(フランス パリ R.ピアノ+R.ロジャース設計)
これも有名な建物です。搬出入などの裏方を含めて、
利用のされ方が分かりやすくまとめられています。

普段見られないアングルで、写真とは違った情報を確認できた映画で見応えがあります。
内容的には、原題のCATHEDRALS of CULTUREの方がしっくりくるように感じました。

もしも建物が話せたら

ちなみに・・・1月に見たサウルの息子も印象に残る映画でした。

アウシュビッツ収容所でのハンガリー系ユダヤ人、サウルの物語です。
彼はゾンダーコマンドとして、淡々と作業をこなしていきますが、
そんな中で息子を目の前で殺され、ユダヤ教式の埋葬を行うための行動にでます。
終始、独特の撮影手法(彼の後ろ側からの視点で、背景がボケている)がとられています。
人としての尊厳を考えさせられる、忘れなれない映画になりそうです。

サウルの息子

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