HOUSE VISION 2@青海

2016.8.25

8/25 晴れ

青海で開催されているHOUSE VISION 2(2016 TOKYO EXHIBITION)。
これは「企業と建築家・クリエイターとの協働によって家のあり方を考えながら
未来を具体化する試み」で全ての建物が「建築確認を経て会場に実現された」ので、
実際にその建物に入って空間を体感できる、非常にユニークな展覧会です。
会期が今週末までと知って、急遽行ってきました。


青海駅のデッキから。晴天で日射が強烈、最高気温は33℃。ただ、海辺で風も強い。


吉野杉の家(Airbnb×長谷川豪)。ゲストルームのあるコミュニティー施設。
写真は屋根裏にある寝室。展示後は吉野町に移築されるそうです。


棚田オフィス(無印良品×アトリエワン)。1Fが農空間、2Fがオフィス空間。
2間×2間のプラン。1Fには雨戸、2Fには跳ね上げ戸がついていて、
それらを開けるとば眺望も通風も楽しめる、非常にシンプルな仕組みです。


ホール脇の杉の架構。3寸5分角で構成されています。


の家(パナソニック×永山祐子)。写真は「の」の字の曲面壁に映し出された映像。


冷涼珈琲店-煎(AGF×長谷川豪)。風になびいている麻ののれんが特徴的。
アイスコーヒーを求めてか、ほぼほぼ満席状態。


内と外の間/家具と部屋の間(TOTO/YKKAP×五十嵐淳/藤森泰司)。
外部と内部の間の領域をテーマにした展示。窓の概念を拡張したというか、
何というか不思議な空間です。この写真だと伝えられないがの残念。


凝縮と開放の家(LIXIL×坂茂)。単純な躯体システム(ハニカムボードを合板で
挟んだパネルを構造体にしている)と移動できる水回りからなるフレキシブルな住宅。
写真のように重いサッシも電子制御で開けます、とのことでした。

と、どれも見応えありました(上の写真が全部ではありません)が、
自分としては吉野杉の家や棚田オフィスがオススメ。
居心地のよさとともに、説得力もあり、完成度も高く感じました。
HOUSE VISION2は今週の日曜まで開催中です。

Category: そのた
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