「2022年10月27日」の記事一覧

府中の家 現場監理⑤ 下地検査と左官打合せ

2022.10.27

10/6 雨

午後から府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。大工の吉川さんが内部の間仕切り壁の工事中。現場監理では主に外壁の防水紙、配線、配管まわりの止水状況を確認しました。友伸建設の監督の五味さん、一戸さんとは窓枠や木製建具の納まりを検討し、建て主さんとは造作の床下コンセント位置を決めました。

防水紙は重ね幅や破れの有無など確認します。

10/12 曇り

午前中の現場監理です。大工さんは外壁胴縁の取り付け作業中。この日は電気の検査(スイッチ、コンセント位置)でした。建て主さんとは手すりやカウンター高さなど、下地に絡む内容を確認。床暖房パネル敷設前に床合板の乾燥具合も確認しています。

床は床暖房パネル敷設箇所以外を一段高くしています。


10/27 晴れ

午後から現場監理です。室内は床貼りが終わっています。大工の吉川さんが断熱材を充填し、防湿フィルムを貼っています。監督の五味さんとは窓周りの窓周りの断熱材充填を、建て主さんとは台所の納まりを確認しました。

屋根が葺かれ、サッシも取り付きました。
壁の充填断熱の様子。

この日は左官の山口さんがサンプル持って来てくれました。内部の壁に塗る砂しっくいの打合せです。砂しっくいは漆喰、藁スサ、ふるい砂を現場で調合し、樹脂を使わない仕上げです。配合、塗り方で表情が大きく変わるので、サンプルを見比べて検討しました。説明を聞いている建て主さんの高揚感が伝わってきました。

まる松組の山口さんの説明に聞き入る建て主さん。
砂や藁スサなど、砂しっくいの原料です。
大版の塗りサンプル。配合や塗り方で表情が変わります。


Category: 府中の家
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