「府中の家」の記事一覧

府中の家 完成見学会のお知らせ

2023.1.11

設計監理を進めてきた府中の家がまもなく完成します。お施主さんのご厚意により見学会を開催します。

見学会は新型コロナウィルス感染拡大に配慮し、時間帯別の予約制です。希望の時間帯を書いて下記までEメールで申し込みください。折り返し、詳しい情報をお知らせいたします。

東京都府中市、古い住宅街に建つ「庭と暮らす」小さな平屋です。住宅を建て替え、老後を穏やかに過ごすための終の住処です。おとなりに暮らすお子さん世帯とともに、大好きな庭木を育んでいくための家づくりを、建て主さんから託されました。 住宅は庭に向けて深い軒のある開放的でコンパクトなつくりです。現しの架構は地域材である西川材 (飯能市の杉)、外壁は杉板、床は桐板、壁は砂しっくいなど自然素材で構成しています。短い動線や回遊性、スロープ、手すりなど年配の方にも暮らしやすいよう配慮したシンプルかつおおらかな空間で、一年を通じて庭を楽しめるよう意図しました。

日時
1/20(金)
1)13時の回(13:00-13:50) 定員に達しました
2)14時の回(14:00-14:50) 残り3組

1/22(日)
1)13時の回(13:00-13:50) 定員に達しました
2)14時の回(14:00-14:50) 残り1組
3)15時の回(15:00-15:50) 定員に達しました

※各回3組まで(1/19更新)
※裸足での来場はお控えください。
※新型コロナウィルス感染拡大に配慮し、マスク着用とアルコール消毒のご協力をお願いします。

申し込み・問い合わせ先:後藤組設計室(info(a)510gumi.com)
((a)→@に変換下さい)

概要
一戸建ての住宅/木造平屋建て
建築面積: 約54㎡(16坪) 
延床面積: 約52㎡(15坪) 
耐震性能:等級3相当/外皮性能:Ua値0.54W/㎡K

設計監理:後藤組設計室 後藤 智揮 
構造設計:荒木美香構造設計事務所  荒木 美香 
施工:友伸建設 五味 敬之  一戸 祥平  
棟梁:吉川 聡 
作庭:風(ふわり) 楠 耕慈 

ブログ(↓府中の家の進捗はこちらから見れます)
https://www.510gumi.com/blog/archives/category/hsh

Category: 府中の家

府中の家 現場監理⑧ 引渡し

2022.12.27

12/20 晴れ

10時前から府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。冬らしい気温ですが、日差しが届いた桐床からはほんわかと暖かさを感じられます。先日の検査の手直し箇所の確認後、友伸建設さんから建主さんに建物の引渡しと取り扱い説明です。笑顔の建主さんが印象的でした。記念写真を撮って、12時過ぎに西府駅まで送っていただきました。

府中の家は年明けに風(ふわり)さんの庭づくり(植栽+外構工事)が行われた後、完成見学会を1/22(日)午後で予定しています。

引渡しの様子です。鍵や書類を引き渡すのは五味社長。
テラスのスロープも完成。外構工事に備えて、養生はそのままです。
開放的な内部空間。庭工事は年明けです。
冬の柔らかい日差しが室内深く届きます。
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府中の家 現場監理⑦ 完了検査

2022.12.14

11/25 晴れ

10時過ぎから府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。現場は室内の砂しっくい塗りが終わり、雰囲気が出てきました。大工さんが2人で、外部枠の取り付け、外壁の杉板を貼っています。建具屋さん、ガラス屋さんも採寸に来てました。

コーキングの色や手すり位置などを建主さん、監督の五味さん、一戸さんと確認しました。

外部建具の枠の取り付け中。
庭の夏みかんの木には、実が付き始めました。

12/14 晴れ

この日も10時から現場監理です。先週、私が新型コロナにかかり、現場監理の間隔が空いてしまったのですが、その間は監督の五味さんに工事写真を送ってもらい、進捗を把握していました。

現場は大工さんがテラスの仕上げ、ガラス屋さんが木製建具のガラスの取り付け中。建物内外を見てから、施主検査と設計検査。細かいクラックや傷などを確認し、手直しを頼みました。11時からは完了検査の立会いでしたが、こちらは指摘なく合格でした。検査後、建主さん、監督の五味さんと来週の引渡しまでの残工事を確認しました。

中庭周り。テラスが出来、窓にガラスが入りました。
養生が外れて桐の床材が現れました。
昼頃、冬の日差しが室内に差し込みます。

植栽+外構担当の風(ふわり)さんは年明けに施工予定なので、およそ1ヶ月後に完成見学会をする予定です。

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府中の家 現場監理⑥ 左官塗り

2022.11.11

11/11 晴れ

10時から府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。現場では、まる松組の山口さん、応援の加藤左官さんが砂しっくいを塗っています。高津の家と同じように、息のあった3人で作業をされてました。この日は昼までお施主さん、友伸建設の一戸さんと外部スロープ、テラスの打合せや手すり位置の確認を行いました。工事はいよいよ終盤戦です。

砂しっくいの上塗り中。
こちらは水回り。天井は桐板材。

前日には建て主さんと山口さんで左官ワークショップが開かれました。ご自分で手を動かしてものを作るのが好きな建て主さん、小さな面積をご自身で仕上げられたようです。家づくりの過程も楽しまれてるのが分かり、こちらも嬉しくなります。

玄関袖壁の仕上げにチャレンジしている建て主さん(山口さん撮影)
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府中の家 現場監理⑤ 下地検査と左官打合せ

2022.10.27

10/6 雨

午後から府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。大工の吉川さんが内部の間仕切り壁の工事中。現場監理では主に外壁の防水紙、配線、配管まわりの止水状況を確認しました。友伸建設の監督の五味さん、一戸さんとは窓枠や木製建具の納まりを検討し、建て主さんとは造作の床下コンセント位置を決めました。

防水紙は重ね幅や破れの有無など確認します。

10/12 曇り

午前中の現場監理です。大工さんは外壁胴縁の取り付け作業中。この日は電気の検査(スイッチ、コンセント位置)でした。建て主さんとは手すりやカウンター高さなど、下地に絡む内容を確認。床暖房パネル敷設前に床合板の乾燥具合も確認しています。

床は床暖房パネル敷設箇所以外を一段高くしています。


10/27 晴れ

午後から現場監理です。室内は床貼りが終わっています。大工の吉川さんが断熱材を充填し、防湿フィルムを貼っています。監督の五味さんとは窓周りの窓周りの断熱材充填を、建て主さんとは台所の納まりを確認しました。

屋根が葺かれ、サッシも取り付きました。
壁の充填断熱の様子。

この日は左官の山口さんがサンプル持って来てくれました。内部の壁に塗る砂しっくいの打合せです。砂しっくいは漆喰、藁スサ、ふるい砂を現場で調合し、樹脂を使わない仕上げです。配合、塗り方で表情が大きく変わるので、サンプルを見比べて検討しました。説明を聞いている建て主さんの高揚感が伝わってきました。

まる松組の山口さんの説明に聞き入る建て主さん。
砂や藁スサなど、砂しっくいの原料です。
大版の塗りサンプル。配合や塗り方で表情が変わります。


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