「新篠津西の家」の記事一覧

新篠津西の家 完成見学会のお知らせ(10/16更新)

2022.10.7

設計監理を進めてきた新篠津西の家がまもなく完成します。お施主さんのご厚意により見学会を開催します。

見学会は新型コロナウィルス感染拡大に配慮し、時間帯別の予約制です。希望の時間帯を書いて下記までEメールで申し込みください。折り返し、詳しい情報をお知らせいたします。

この家は新篠津村の郊外に立つ、子育て家族のための小さな住宅です。周りには水田や畑など、自然豊かでのどかな風景が広がります。冬の厳しい環境など年間を通して快適に過ごせるよう、軒の深い切妻屋根のシンプルな佇まいです。力強くも優しい木の架構をそのまま現し、室内は道産カラ松(床)、霧島シラスの左官塗り(壁)、屋外はトドマツ(木酢液ドブ漬け)(壁)の自然素材で仕上げています。これからの家族の成長や変化をおおらかに包む住まいを目指しました。

10/16(日) 新篠津西の家 完成見学会(10/16 10時の予約状況)
1)13時の回(1300-1350) (3/3組) 定員に達したため締切りました
2)14時の回(1400-1450) (3/3組) 定員に達したため締切りました
3)15時の回(1500-1550) (2/3組) 

※各回3組まで
※裸足での来場はお控えください。
※新型コロナウィルス感染拡大に配慮し、マスク着用とアルコール消毒のご協力をお願いします。

申し込み・問い合わせ先:後藤組設計室(info(a)510gumi.com)
((a)→@に変換下さい)

建物概要
用途:一戸建ての住宅
規模:木造平屋建て
建築面積:約70㎡(21坪)
延床面積:約78㎡(24坪)
フラット35SA/性能向上計画認定
こどもみらい住宅支援事業 申請予定

設計監理:(株)後藤組設計室 後藤 智揮
構造設計監理:(株)村田龍馬設計所 村田龍馬 小坂大和
施工:(株)後藤組 現場監督 後藤 武志
   棟梁 田中 四郎
場所:北海道石狩郡新篠津村

プロジェクトの進捗はこちらから見られます↓https://www.510gumi.com/blog/archives/category/hkh

新篠津西の家 現場監理⑥ 完了検査

2022.10.5

9/20-21 晴れ

午前中から新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。現場は内壁の仕上げ工事に入りました。今回は中霧島壁ライト(高千穂シラス)を大久保左官さんに塗ってもらいます。初日は養生作業が行われ、次の日からパテ処理がスタート。建主さんと一緒に試し塗りを見せてもらい、塗り回し部分のイメージを三者で共有しました。この日はいつもより早め、夕方の便で関東に戻りました。

左官の大久保左官さん。壁の下地処理中です。
外の田んぼでは稲刈りが行われてました。




10/4-5 雨

午前中から新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。壁の左官が塗り終わり、建具や設備機器も取り付けられました。初日は養生を剥がして、片付け。夕方、電気屋さんが残っている床下コンセントの工事などを行いました。

作業中の平電気さん。


翌日は9時から現場監理です。この日も雨で、気温は10度前後と冷え込んだ新篠津ですが、家の中は無暖房ですが暖かく感じました。室内の温熱環境もまずまず期待できそうです。

10時からのフラット35の竣工検査はあっさり合格し、そのまま施主検査と設計検査を行いました。いくつか調整、修正項目は少しありますが、うまく着地できそうです。他に、今後のスケジュール、申請予定のこどもみらい給付金の手続きを確認して、昼過ぎには解散し、事務所に戻りました。午後は再度現場でコーキングやダメ工事箇所を社長と確認。夜の便で関東に戻りました。

中間検査と同じ検査員さんが来られました。
建主さん夫妻。喜んでいただけて、こちらも嬉しいです。
洗面カウンター。カラ松の三層パネルを使っています。

新篠津西の家 現場監理⑤ 外壁工事

2022.9.7

9/6-7 

この日も朝の飛行機で、新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理に向かいました。当別の事務所に寄ってから、11時頃現場へ。神奈川と違って、すっかり過ごしやすい気温になりました。大工工事はほぼ終わり、外壁材、内部の石膏ボードが貼られました。造作工事も9割ほどは終わっています。

社長と外部コーキング箇所の確認をしてから、建主さんとの打合せ。今後の見通しを共有しつつ、建具や台所の仕様を確認しました。打合せ後、所内検査として、外壁周り、石膏ボードを見て周りました。14時頃現場を出ました。

翌日は8時から、16時半からと札幌の建具屋さんで打合せ。日中は現場で社長と作業。仕上げ工事に向けて片付けなどをしました。電気屋さんも応援を呼んで作業中でした。順調に進んでいます。

前面道路から。外部には外壁が貼られました。
外壁材は木酢液にドブ漬けしたトドマツです。
羽目板を縦に貼ってから、押縁で抑えています。
室内は石膏ボードが貼られました。
スイッチ、コンセントの穴開けも終わりました。
窓からの眺め。水田が広がっています。
稲穂、今月中には刈り取るようです。

新篠津西の家 現場監理④ 断熱/防水紙検査

2022.8.24

8/23-8/24

新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。昼前に現場着。外部は通気胴縁が貼られました。内部は断熱材が充填され、石膏ボード貼り、ユニットバスの設置作業中です。

この日は棟梁の田中大工と造作家具の打合せからスタート。洗面台、飾り棚などの他、キッチンも今回は大工工事で製作します。他、仕上げ材の一部変更や欄間部分の納まりの検討など。電気屋さんとは数点確認。昼は建主さんと現場の進捗や増減見積りの見通しなど打合せ。

午後は所内検査を実施しました。外部防水紙、断熱材、スイッチコンセントの検査です。外部防水紙は配管、配線周りの止水処理を、コンセントは位置を直してもらうことに。戻って家具図の修正を行いました。

翌日も午前、午後と現場監理。古川大工が石膏ボード貼りを進めていました。

屋根が葺かれ、通気胴縁まで工事が進みました。
窓には樹脂サッシがつきました。
破風板や軒天、登り梁はお施主さんたちで塗装しました。
断熱材が充填され、ポリフィルムが貼られました。
石膏ボード貼りが進んでいます。



新篠津西の家 現場監理③ 建て方

2022.8.9

7/28-7/29

新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。土台が敷かれた翌日から2日間、棟上げまで現場監理を行いました。監理では土台の敷設状況、架構や建築金物(建て方時に必要なもの)を確認。一部金物の不足があり、バタバタしましたが無事上棟できました。

棟上げ後。登り梁の間にはツーバイ材が303ピッチでかかります。
現しの柱と梁の取り合い。特注の両引きボルト、角座プレートで緊結しています。

8/8-8/9

朝から現場監理。前回からは登り梁や構造用合板がかかり、屋根下地まで施工されました。外壁や窓下地も造られました。空間が立ち上がってきてワクワクするタイミングなのですが、そういう時こそ見落としがないよう、より一層の緊張感を持って現場監理に臨んでいます。

この日は建築金物、屋根下地のルーフィングの所内検査です。指摘事項を是正してから先に進めます。8/9の夕方には検査機関による中間検査もパスしました。

ルーフィングが敷かれた大屋根。
建築金物は全数検査を行なっています。
窓からの風景(お施主さん撮影)
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