アルバイトに来てくれてる瀧川さん(日本大学4年生)から、嬉しい知らせがありました。2/8(土)に行われた学内の卒業設計の審査会で、桜建賞(最優秀賞)を受賞したとのこと。年末までアルバイトを続けながら、もがきながらも取り組んできた姿を目にしていたので、報告を受けて私も感無量でした。
審査会当日は私も発表を聞いてきました。以下、ざっくり紹介します。
少しだけコメントするなら、この作品では社会の「生きにくさ・生きづらさ」という大きな課題に、果敢にも建築でチャレンジしています。そう感じている人たちへ、小さくても、何か生きるきっかけになる場をつくりたい、という彼女の切実な想いが滲み出ていました。彼女自身がそう感じて、強い想いをもって真剣に向き合ったからこそ、迫力や説得力があったように思います。清々しさすら感じる力作でした。
先週末、創造系不動産さんが主催された「春のいすみツアー」に参加してきました。
千葉県いすみ市は房総半島の太平洋側にあり、東京駅から特急で70分。10時半に大原駅に集合し、創造系不動産の高橋さん、寺澤さんの案内で事例を見せてもらいました。私以外の参加者もみなさん建築や不動産に関わる方々でした。ツアーではすでに活用されている物件やこれから活用する物件を見て回りました。ちなみに私、いすみ市にはホッケーの試合のため、年に1~2回ほど通っています。
よく晴れて菜の花が満開。いすみ鉄道目当ての乗り鉄、撮り鉄さん(?)たちで賑わってました。
国吉駅に立つ商工会館からみた風景。壮大です。
星空の小さな図書館。オーナーの三星さんに案内していただきました。隣には星空のシェアハウス。
昼食は、星空スペースで三星さんの手作り料理。どれも絶品です。写真奥の「まびき人参」は生で頂きました。
落花生の入ったいすみ米をいただきました。これも美味しい。
元庄屋さんの長屋門。登録文化財でもおかしくない佇まいでした。こちらも新たな計画があるそうです。
ということで、詳しい内容は省きますが、充実した視察ツアーでした。移住した方々の実行力に驚き、また空き家活用の可能性を再認識しました。こうした地方都市、十分にあるストックを活用するプレイヤーをいかに集めるかがポイントのようです。なお、「いすみツアー」は4月、5月も開催されるそうなので、興味のある方は創造系不動産さんのホームページでご確認ください。
先週末の土曜日は板橋区主催の「住まいに関する学習講座」でした。会場は板橋区立グリーンホール。
テーマである「住まいの選択」について、前半はテーラード・デザイン研究所の飯田さんが、後半は私が担当したセミナーです。私は「建築計画」「住宅の性能」「つくる過程」という観点で、これまでの仕事の中から6例を紹介しました。セミナーの中で多くの質問が出たり、終了後にも直接ご相談に来られた方もいたりと盛り上がったように思います。
参加されたみなさん、板橋区住宅政策課のみなさん、セミナーに誘ってくれた飯田さん、ありがとうございました。このセミナーの準備で、私自身もこれまでのプロジェクトを振り返るいい機会になりました。
2時間という限られた時間でしたので、個別に相談したいという方はメールや電話でお問い合わせください。
板橋区主催の「住まいに関する学習講座」で、後藤が講師を務めます。もうひとりの講師は大学の同級生の飯田さん(テーラードデザイン研究所)です。これまでに手掛けた設計事例を紹介します。ご興味ある方は下記よりお申し込み下さい。板橋区にお住まいの方の優先講座ですが、他の自治体の方も申し込みできます。以下、板橋区HPより転載。
日 時 : 平成31年3月2日(土) 午後2時~午後4時
場 所 : 板橋区立グリーンホール(栄町36-1)
(交通:東武東上線 大山駅徒歩5分または都営三田線 板橋区役所前駅徒歩5分)
内 容 : 「住まい」の選択~あなたの住まい方を見つける事例集~
講 師 :
テーラードデザイン研究所 代表 飯田 智彦
後藤組設計室 室長 後藤 智揮
対 象 : 講座内容に関心のある方
定 員 : 100名(申込先着順)
参加料 : 無料
申込方法: 2月12日(火)朝9時から、お電話またはメールにて受付けます。
住宅政策課 住宅政策推進グループ(03‐3579‐2186)までご連絡ください。