瀧川さん、卒業設計で桜建賞を受賞

2020.2.11

アルバイトに来てくれてる瀧川さん(日本大学4年生)から、嬉しい知らせがありました。2/8(土)に行われた学内の卒業設計の審査会で、桜建賞(最優秀賞)を受賞したとのこと。年末までアルバイトを続けながら、もがきながらも取り組んできた姿を目にしていたので、報告を受けて私も感無量でした。

審査会当日は私も発表を聞いてきました。以下、ざっくり紹介します。


虚空(つなぎめ)という作品。新宿の吉本興業本社と新宿分庁舎、雑多なゴールデン街などを
繋ぐことで生まれる新しい複合施設のあり方を模索しています。
当日の発表会の様子。5分のプレゼンテーションに2分の質疑です。
久しぶりに卒業設計の緊張感を味わってきました。瀧川さんもガチガチでした(笑)

少しだけコメントするなら、この作品では社会の「生きにくさ・生きづらさ」という大きな課題に、果敢にも建築でチャレンジしています。そう感じている人たちへ、小さくても、何か生きるきっかけになる場をつくりたい、という彼女の切実な想いが滲み出ていました。彼女自身がそう感じて、強い想いをもって真剣に向き合ったからこそ、迫力や説得力があったように思います。清々しさすら感じる力作でした。

Category: そのた
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