板橋区主催の「住まいに関する学習講座」で、後藤が講師を務めます。もうひとりの講師は大学の同級生の飯田さん(テーラードデザイン研究所)です。これまでに手掛けた設計事例を紹介します。ご興味ある方は下記よりお申し込み下さい。板橋区にお住まいの方の優先講座ですが、他の自治体の方も申し込みできます。以下、板橋区HPより転載。
日 時 : 平成31年3月2日(土) 午後2時~午後4時
場 所 : 板橋区立グリーンホール(栄町36-1)
(交通:東武東上線 大山駅徒歩5分または都営三田線 板橋区役所前駅徒歩5分)
内 容 : 「住まい」の選択~あなたの住まい方を見つける事例集~
講 師 :
テーラードデザイン研究所 代表 飯田 智彦
後藤組設計室 室長 後藤 智揮
対 象 : 講座内容に関心のある方
定 員 : 100名(申込先着順)
参加料 : 無料
申込方法: 2月12日(火)朝9時から、お電話またはメールにて受付けます。
住宅政策課 住宅政策推進グループ(03‐3579‐2186)までご連絡ください。
10/28 晴れ
東京建築士会・環境委員会主催の落日荘の見学会+セミナーにスタッフとして参加してきました。
茨城県は石岡を目指して、8時半に二子新地を出発。北千住で乗り換えて、JR常磐線の羽鳥駅に着いたのは11時過ぎ。駅前で集合してから、タクシーで現地へ向かいました。参加者は60人くらいでしょうか。現地到着後、岩崎駿介さんにご挨拶をしてから見学させてもらいました。
落日荘は岩崎さん夫妻でつくられた終の住処です。敷地選びからはじめて、セルフビルドで20年の歳月をかけてご夫妻でここまでつくりあげました。西にある足尾山、筑波山、加波山に向かっての配置計画(門を中心にして離れ(写真左)、母屋(写真右)です。足尾山に向かう軸線やコの字の配置計画は、寺院や美術館にも通ずるシンプルな普遍性があると思いました。
居間。写真右側の掃き出し窓から、足尾山が眺められます。
窓周りは居間のレベルから1段下がって、木製サッシが取り付けられています。手前には障子がり、温熱負荷を軽減しつつ、40cmほどの植物のバッファー空間にもなります。
台所から食堂の眺め。居間より一段上がって、連続して繋がっています。
階段室。コンクリートをハツってつくった中にある階段。室内床は外部と同レベル。
2Fは展示スペースが広がっていますその脇にある本棚の並ぶ回廊。奥が居間や食堂の吹き抜けです。
12時半頃から離れで岩崎さんによるセミナー。岩崎夫妻のここに至るまでの経緯を振り返りつつ、日本や世界各地で見てきた社会に対する考え方を話されました。いい建築を創るには思想が必要、と言われていたのが印象的でした。
14時頃から再び見学。岩崎さんを囲む見学者たち。
こちらがセルフビルドを支える作業場。自分で手を動かしながらその都度、その場で1/1で考えることで空間の密度が高まっていったのでは、と思います。
15時過ぎから8つのテーマについて、グループ別のワークショップを行いました。天気がよかったので中庭で。私も1つのグループでファシリテーターを務め、『建築の未来』について議論しました。
発表後、岩崎さんによるコメントをいただいて、見学会+セミナーは終了。
落日荘、あらかじめ聴いていた通りの素晴らしい建築でした。おおらかな建築でありながら、岩崎夫妻の強い意思もひしひしと感じました。
夕日が沈みます。17時40分頃、往路と同じようにタクシーに乗車して解散です。
その日は水戸駅近くのホテルレイクビュー水戸の和室に宿泊。子連れにはちょうどよいホテルでした。娘は部屋の中でグルグルと楽しそうに小走りしていました。
翌、日曜日もよく晴れたので、偕楽園まで歩いていきました。
好文邸を見学。3年前に来て以来。今回は妻と娘も一緒です。やはり見応えあります。
うづくりの縁側。掃除は大変かもしれませんが、歩いていて、気持ちがよいです。
西塗り縁。
2Fの楽寿楼。
少し前に、ブログを見た方から好文亭の写真を出版物に使わせ欲しいと連絡を頂きました。公園事務局にも許可が取れたそうなので私も快諾。年内に出版されるそうです
さて、バスで水戸駅へ移動してから、勝田駅を経由してひたち海浜公園へ向かいました。妻のリクエストで、見頃を迎えたコキアを観に行くことに。月曜日なのにバスは満席。外国から来られた方が多い印象です。
ひたち海浜公園のエントランスゲート。ここから目的のコキアまでは歩いて20分くらい。かなり広いです。
娘はレトロなベビーカーで移動。駅弁を広げて、ベンチで昼食です。
手前がコスモス。奥がコキアです。
10月末でしたがよく晴れてなかなかの暑さでした。14時前に園出発のバスに乗り、14時半頃の特急で東京へ。娘もすっかり疲れようで、爆睡でした。18時前に二子新地に戻りました。
2018年度が始まりました。年度が変わったからといって、
大きく変わることはないのですが、たまには事務所のことを。
5年前の春に二子新地で設計室を開室してから1人で設計活動を行ってきましたが、
昨年からアルバイトで建築学生に来てもらっています。
今は日大3年生の瀧川さん。週1~2程度で主に模型制作をお願いしてます。
私1人で設計を進めるのとはまた違って、いい循環でプロジェクトが進んでいるように思います。
これは二子新地の駄菓子屋さんの1/30模型。棚など細部まで丁寧に作られてます。
それと既存住宅状況調査技術者になりました。
先日、日本建築士会連合会から講習修了証が送られてきました。
今後活発化する住宅ストックの流通に建築士として関わっていくこや
設計知識と技術向上のための取得です。いずれにしても、
肩書きだけでは意味がないので現場で実践あるのみです。
後藤組設計室では各プロジェクトの合間で講演会や講習会になるべく参加して情報収集しています。
1/25 晴れ
姉ヶ崎の家の現場からの帰り、第3回エコハウス大賞のシンポジウムを聴きに新宿へ。
昨年、武蔵境の家で奨励賞を受賞したため、招待いただきました。
設計島建築事務所の三浦さんの講演から始まり、
審査時にそれぞれの審査員が何を考えたかのシンポジウム。
あえて奨励賞を取り上げて、評価した点とともに足りない点に言及していくスタイルでした。
シンポジウム終了後は立食スタイルの懇親会。札幌の工務店の藤城建設の川内さんと
近くの焼鳥屋で2人で二次会。優秀賞を受賞した自邸、玄杢舎の話をじっくり伺いました。
2/1 雨
木造施設協議会主催の木造施設構造セミナーが新木場で開催。
山辺豊彦さんの講演、現代計画研究所の今井信博さん、安成工務店の篠川将典さんの対談でした。
中規模施設の木造の可能性を見せてもらいました。自分もいずれはチャレンジしたいです。
当日の様子はこちらの開催報告に分かりやすくまとめられています。
ちなみに藤村さんは大学の同級生です。
2/7 晴れ
晴海トリトンスクエアで日本建築士会連合会主催の既存住宅調査の講習を受けてきました。
宅地建物取引業法の改正にともなって、4月以降の既存住宅の売買では
既存住宅状況調査が必要になる物件が増えるためです。
300ページを超えるテキスト。席は最前列で講師から最も近い場所でした。
9時半スタートで16時までみっちり講義、その後は修了考査(結果は3月)がありました。
講習内容は改修設計の現調時に既存住宅をみるときの目安になりそうです。
頭では分かるものの、あとは現場でどれだけ実践するか。
来月、東京建築士会大田支部でも実地講習があるそうなのでそちらも受けるつもりです。