空き家の冒険 建築学生が生み出した地域の新しい風景

2018.2.11

2/11 晴れ

3連休の中日、10時半前に二子新地を出発。
「空き家の冒険 建築学生が生み出した地域の新しい風景」という報告会で、
麦焼処麦踏の住居部分の改修(設計+施工)を行った建築学生たちの発表を聞くために
片浦の麦踏へ向かいました。

根府川駅に着いたのは12時半過ぎ。よく晴れていて春の陽気です。
麦踏の設計を協力してくれた倉田くん、矢口くんにアルバイトの瀧川さんと合流。
少しして建築学生サークルフラットの本間くんが車で迎えに来てくれました。
麦踏には5分くらいで到着。先月のオープン以来1ヶ月ぶりです。


東側のファサードが先月とは大きく変わっていて、外壁にはルーバーが取り付いています。


石畳のアプローチから大谷石の敷石を上がります。
板の間を通って店舗へアクセスできるようになりました。
内部は既存和室を生かした落ち着いた内装です。
学生たちが30人くらいいたでしょうか。

ひとまずパンを買いに。取り置きをお願いしていた数種類とバターロールを購入。
バターロールを食べてから室内をざっと見学。麦踏の宮下さんには
まとめたプロセス本の進呈と開発審査会の書類や本を返却。

13時過ぎからフラットの報告会スタート。地域の人たちも多く来られていて、
畳や縁側に納まりきらず立ち見が出る程の盛況ぶりでした。

先ほどの本間くんの挨拶から、コンペに取り組んだ2人の学生たちによる報告会。
昨夏のコンペ時から葛藤はいろいろあったと思いますが、設計と施工を一貫して
やりきったのはさすが。まだまだ余白はあるので、来年以降も継続して取り組んで
欲しいです。充実感がただよう清々しい発表でした。


続いて、市会議員の鈴木さん、空き家バンクの瀬戸さん、市役所の中川さん、
私、最後にパン職人宮下さんの挨拶。


終了後は学生や地域の人たちと雑談。縁側もキレイになり今後の使われ方が楽しみです。

15時半頃お暇して、小田原まで瀬戸さんに送ってもらいました。
倉田くん、矢口くんと菜の花(中村好文さん改修設計)、清閑亭、小田原城に報徳二宮神社など散策。


清閑亭の縁側。


松原神社。


19時半から小田原駅近くのスペイン料理、エルボラーチョさんで麦踏オープン打ち上げ。
ここは片浦地域の味を楽しめるお店ということで麦踏のパンも食べられます。
宮下さん、中嶋さん、瀬戸さんと私たちで楽しい時間を過ごしました。


二次会はまさかの焼き肉。終電で二子新地に戻りました。

ちなみに、これが宮下さんに渡した小さなプロセス本。
設計者目線で麦踏のオープンまでを写真で振り返っています。
パンを買うときに声をかたら見せてもらえるかと思います。

ページトップへ