麦焼処 麦踏 住まいのリフォームコンクールの表彰式に行ってきました。

2018.10.22

10/22 晴れ

午前中、国分寺駅前で国立の家の打合せを行って、午後から住まいのリフォームコンクールの表彰式と発表会に参加してきました。昼食後、パン職人の宮下さんと四ッ谷の喫茶店で合流してから、会場の主婦会館へ。瀬戸建設の瀬戸さんとは会場で合流です。

13時半から授賞式、14時45分から特別賞受賞者の発表会でした。私たちの手掛けた麦焼処 麦踏は、空き家の活用や日本家屋のよさを残したデザイン以外にも、地域住民を巻き込んだワークショップや建築学生の実務実践の場になったことなども受賞の要因だったそうです。


公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 理事長賞。
パン職人の宮下さん(左)、瀬戸建設の瀬戸さん(右)と。トロフィーはお店に飾ってもらいます。


プロジェクトの概要発表。発表後、会場からの質問で、偶然、実際に麦踏に行かれたという前置きがあった上で「日本家屋のよさを残した非常に優れたリノベーション。どういう経緯で誰がこれを作ったのか気になっていた」という嬉しいコメントを頂きました。実はこの質問をされた方は各務さんという建築家で、独立して以来使い込んできた『驚異のリフォーム・リノベーション術』(エクスナレッジ 2012年)の著者でした。まさかこんな形でお会い出来るとは。。。非常に嬉しいサプライズでした。

さて、今回の全474件の中から最優秀賞(国土交通大臣賞)に選ばれた住宅は、私が京都大学/大学院にいた時の髙田研究室の先輩、加茂さんの自邸でした。クライアント兼設計者として、エムズ建築設計さんと一緒に取り組んだマンションリフォームです。マンションでありながらも、共用通路に面した土間空間を設えて開放的にする一方で、上げ下げ障子でプライバシーを保ったり、将来の介護が必要になったときの動線計画などもしっかり練られていました。同時受賞が分かった時は驚きました。

発表後は懇親会。受賞者や審査員、事務局の方々と楽しい時を過ごしました。

表彰式の様子が載っています 第35回 住まいのリフォームコンクール

後藤組設計室プロジェクトページ 麦焼処 麦踏

食べログサイト 麦焼処 麦踏

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