武蔵境の家 半年検査と写真撮影

2018.4.29

4/29 晴れ

ゴールデンウィークの2日目、武蔵境の家に定期検査と写真撮影を兼ねて
妻と娘の3人でお邪魔してきました。昨年改修設計を行った木造平屋建ての住宅です。
昨年の夏の引渡し以来なので、小学二年生になった娘さんはすっかり背が伸びてます。

新緑の季節らしく庭の樹々は青々していて、
室内も生活感はありながらもきれいお住まいでした。

まずは半年検査から。とはいえ、すでに施工した村上さん(村上建築工舎)に
対応してもらった点をいくつか確認するくらいでした。
・家具や枠まわりの珪藻土のクラック→部分的にコーキングで対応、一部様子を見る
・一部Vレール浮き上がり箇所有り→上からビス留めで対応済み

・床板の隙が微妙にありましたが、気にはならないレベルです。
季節の湿度変化による木の収縮は自然素材ならではですし、
小型犬が遊びに来てガリガリやっちゃいましたよ〜、と笑顔で
言われてたのもおおらかなKさん一家らしかったです。

検査後30分ほど写真を撮り、その後はコーヒーをいただきながら雑談でした。

話をしていて印象に残ったのは、冬の暮らし方です。
部屋がなるべくコンパクトになるように障子、襖をしめつつも
日中はスクリーンを上げて南面から太陽光を取込むことを実践しているとのこと。

今回、断熱性能はⅥ地域のH27年度基準(UA値0.87)を満足するように断熱改修もしましたが、
こういう理に適った暮らしをしてもらえると数値以上に快適に暮らせます。実際、
冬に帰宅する際も部屋は暖かさが残っているとのこと、設計打合せをしていた頃、
室内の寒さを解消したい、と言われていたので効果が出て何よりでした。


奥座敷と隣接した居間。この季節は襖や障子を開けて風通しをよくしています。
ロフトもダクトで熱気を排出しているため、温度差はほぼなく心地よかったです。


一緒にいった娘も遊んでもらいました。肌触りがよいヒノキの床板です。


洗面脱衣兼家事室です。家事室としてもうまく機能しているとのこと。


ロフトへ上がる入口の鴨居上。展覧会が行われていました。

12時過ぎにお暇。駅前で中華ランチを食べて、
武蔵野プレイスを見学してから二子新地に戻りました。

武蔵境の家

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