「2022年8月」の記事一覧

新篠津西の家 現場監理④ 断熱/防水紙検査

2022.8.24

8/23-8/24

新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。昼前に現場着。外部は通気胴縁が貼られました。内部は断熱材が充填され、石膏ボード貼り、ユニットバスの設置作業中です。

この日は棟梁の田中大工と造作家具の打合せからスタート。洗面台、飾り棚などの他、キッチンも今回は大工工事で製作します。他、仕上げ材の一部変更や欄間部分の納まりの検討など。電気屋さんとは数点確認。昼は建主さんと現場の進捗や増減見積りの見通しなど打合せ。

午後は所内検査を実施しました。外部防水紙、断熱材、スイッチコンセントの検査です。外部防水紙は配管、配線周りの止水処理を、コンセントは位置を直してもらうことに。戻って家具図の修正を行いました。

翌日も午前、午後と現場監理。古川大工が石膏ボード貼りを進めていました。

屋根が葺かれ、通気胴縁まで工事が進みました。
窓には樹脂サッシがつきました。
破風板や軒天、登り梁はお施主さんたちで塗装しました。
断熱材が充填され、ポリフィルムが貼られました。
石膏ボード貼りが進んでいます。



府中の家 現場監理② 配筋検査

2022.8.18

8/10 晴れ

10時から府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)配筋検査です。現場では職人さん、友伸建設の五味さん、一戸さんが作業中。きれいな配筋で、スリーブの被り以外は指摘事項がありませんでした。

それにしても暑い。検査は1時間弱でしたが、汗が吹き出しました。捨てコンからの照り返しもある中での職人さんたちの作業を思うと頭が下がります。11時過ぎに現場を出て、事務所に戻りました。

庭からの見たところ。
重ね継手も必要寸法が取れています。

8/18 雨のち晴れ

府中の家の現場監理です。お施主さんに西府駅まで迎えにきてもらってから現場へ。10時半から立上がりコンクリート打設前にアンカーボルトの検査を行いました。人通口の幅で1箇所指摘はありましたが、今回もきれいに施工されてました。

検査後、キッチンのことをお施主さんと打合せしました。ご自身で段ボールでつくられた原寸大のモックアップでサイズ、位置を確認。原寸での確認は、図面で想像するよりも直感的に分かりやすくて良いです。昼前に駅まで送ってもらい、事務所に戻りました。

型枠が返され、アンカーボルトがセットされています。
埋め込み深さの確認。
Category: 府中の家

リフォマガ9月号の掲載

2022.8.15

弊室のリフォームへの取り組みをリフォマガ2022年9月号に「真似したい合わせ技提案」として掲載されました。千代ヶ丘の家(神奈川県 戸建て改修)、武蔵境の家(東京都 戸建て改修)の事例が3ページで紹介されています。

リフォマガ 2022年9月号

千代ヶ丘の家

武蔵境の家

新篠津西の家 現場監理③ 建て方

2022.8.9

7/28-7/29

新篠津西の家(北海道 戸建て住宅 新築)の現場監理です。土台が敷かれた翌日から2日間、棟上げまで現場監理を行いました。監理では土台の敷設状況、架構や建築金物(建て方時に必要なもの)を確認。一部金物の不足があり、バタバタしましたが無事上棟できました。

棟上げ後。登り梁の間にはツーバイ材が303ピッチでかかります。
現しの柱と梁の取り合い。特注の両引きボルト、角座プレートで緊結しています。

8/8-8/9

朝から現場監理。前回からは登り梁や構造用合板がかかり、屋根下地まで施工されました。外壁や窓下地も造られました。空間が立ち上がってきてワクワクするタイミングなのですが、そういう時こそ見落としがないよう、より一層の緊張感を持って現場監理に臨んでいます。

この日は建築金物、屋根下地のルーフィングの所内検査です。指摘事項を是正してから先に進めます。8/9の夕方には検査機関による中間検査もパスしました。

ルーフィングが敷かれた大屋根。
建築金物は全数検査を行なっています。
窓からの風景(お施主さん撮影)

麦焼処 麦踏さんの訪問

2022.8.2

先日、麦焼処 麦踏さんを訪れました。神奈川県小田原市にある戸建て住宅を改修したパン屋さんです。オープンして4年半が経ち、名実ともに人気のベーカリーとなりました。

庭木の手入れも進み、ますます雰囲気のある佇まいになってきました。

訪れたのは定休日。店主の宮下さんに静かな店内を案内してもらいました。

コミュニティスペース。地域の作家さんの小物が展示、販売されてます。
売り場の吹き抜け。ヒノキの羽目板、躯体の梁とも馴染みつつあります。
新たに導入された電動の石臼。自身で育てた麦を挽いて粉に。実演してくれました。


前回の訪問からは平屋部分の屋根の葺替えがされてました。古い建物のため、躯体の修繕や設備の更新など、根気よく付き合っていかないとなりませんが、その一方で、自身で耕作放棄地を開墾し、小麦を育てたり、石臼を導入したりと好奇心も忘れない。宮下さんのその姿勢には感心しますし、刺激も受けます。

一昨年の夏に計画された建築学生サークルのDIYプロジェクトは新型コロナウィルスの影響などで残念ながら中止になりましたが、宮下さんには面白い構想があるようです。今後の展開も楽しみです。

麦焼処 麦踏さんのホームページ

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