10/4 くもり
北参道の家は今月から工事が始まっています。
今週頭から始まった解体作業も3日目にしてほぼ終わりかけでした。
今回の工事範囲はリビングとそれに面したキッチンで、その間仕切りや
既存の床、キッチン本体を撤去。浴室やトイレ、寝室はそのままです。
これ(下の写真)も撤去してしまいましたが、珍しい置き床工法が採用されていたので紹介。
一般的なマンションだと、通常コンクリートスラブの上に束を等間隔で並べ、
その上にパーチクルボードや合板を敷き、フローリングを貼ることが多いです。
それが、下の写真のようにスラブのコンクリート打設時にアンカーを仕込んでおき、
そこにナットで留めて束としたようです。あらかじめアンカーを仕込む必要があり
手間がかかる気もしますが、工期短縮のメリットでもあったのでしょうか。
新しい改修では再利用しないため、せっかくでしたがこれも撤去しました。
10/11 くもり
1週間後、墨出しの確認と施主打合せを兼ねた現場監理です。
間仕切り位置を通路幅や家具の幅に合わせて微調整。
途中から電気屋さんも合流。弱電についても簡単な打合せも行いました。
今週は配管工事などが行われる予定です。
9/20 曇り
北参道の家は見積りがまとまり、来月頭からの着工予定です。
さて、この日はお施主さんと9時半に、武蔵小金井はキッチンヤジマのショールームへ。
家具図を元に、実物を見て天板の仕様や厚み、ガスコンロやキッチン水栓、
レンジフード、引出しの手掛けなどの確認を1時間半ほど行いました。
キッチンが並ぶショールーム。強みの1つはステンレス天板とのこと。
前職でもお世話になった担当者に案内していただきました。4年ぶりです。
写真はレンジフードのメンテナンスについて説明されてます。
キッチンの面材はナラ材(写真左)で進めていたものをブラックチェリー(写真右)に変更。
徐々に赤みを増していく変化も楽しみのひとつになりそうです。
確認後は今回工事をお願いする友伸建設さんに移動して、
11時半から工事請負契約の締結。その他、工期の確認や鍵の受け渡し等。
昼食をいただいてから、北参道の現場へ。
近隣挨拶や管理組合への申請書類提出に同行しました。
7/21 晴れ
北参道の家は引き続き、実施設計を進めています。
午前中は、見積り依頼前の最後の打合せ。
1/50図面と1/30模型に、素材サンプルで確認を行いました。
打合せ後は、建築家会館(神宮前)で行われていた宮脇檀ドローイング展や
YKKAPの体感ショールーム(品川)の見学などで夕方まで都内を移動。
盛り沢山の1日となりました。
6/28 雨のちくもり
北参道の家は実施設計が進んでいます。
午前中、お施主さん宅でキッチンを中心に打合せを行いました。
私が改修設計に関わる場合、もともと古くなったキッチンを新しく取り替えたい、
でもせっかくであればもう少し広い範囲を、という流れで相談されることがわりとあります。
このプロジェクトもその1つ。今回のキッチンは半島対面型になりそうです。
料理関係の仕事をされているお施主さんなので、包丁やまな板、調理器具等、
数多くお持ちです。それを整理して、使い勝手がよくなるよう検討していきます。
打合せ後は設計監理契約の締結。前回打合せで基本設計が完了したためです。
昼過ぎに二子新地に戻って作業。
夜は近所にある大山街道ふるさと館へ。大山街道アクションフォーラムのイベントで、
「あなたでなければ、ここでなければ、いまでなければ」というタイトルで
ブルースタジオ大島さんによるリノベーションの講演を伺いました。
「あなた」「ここ」「いま」という3つの切り口から進められたプロジェクトは
どの事例も「物語」となっていて、専門家でなくとも分かりやすいし、説得力があります。
ほとんど意匠的なことに触れなかったこともまた印象的な講演会でした。
6/7 くもり
関東は今日から梅雨入りだそうです。
午前中は外苑前で東京建築士会環境委員会のワーキンググループ活動でした。
月に1度行っています。この日は建築士会のHPホームページに
掲載する内容について議論しました。
午後からは北参道の家は基本設計の打合せ。
前回の打ち合わせでおおかた方針は決まっていたため、
打合せでは実施設計の内容を先取りして、電気設備について確認しました。