先月発売された『TILE DESIGN BOOK(タイル装飾で建築をアートに変える) 』(加藤純著 幻冬舎)に
知事公館前の家が掲載されています。タイトル通りタイルに特化したややマニアックな本で、
カーネギーホールやサヴォワ邸のタイルが紹介されています。その後ろの方の水回りの特集で
知事公館前の家の浴室部分が小さく載っています。本屋で見かけたら覗いてみてください。
写真中央の浴室の写真。
ちなみに、一般的にマンション改修ではユニットバスにすることが多いと思いますが、
知事公館前の家はハーフユニットバスを採用しています。短い回遊動線のために
浴室や収納を部屋の中心に据え、梁を避ける必要があったためです。下の写真で
天井の少し下がったところが梁です。また、ハーフユニットにすることで通路を兼ねた
窓のある洗面脱衣室へ開くことができ、明るい浴室もなっています。
そのお施主さんに本を送ったところ、先日お礼のお手紙をいただきました。
嬉しかったので一部抜粋。
「タイルを使った我が家の浴室とトイレはお気に入りの空間で、
ニュアンスのある質感と色合い、そして暖かさは満足度200%です!!」