北欧研修旅行 その1

2017.9.2

9/1 晴れ

14時頃二子新地発。
17時50分成田空港発のタイ航空で北欧研修旅行へ出発。
機内食はもちろんタイ料理。ピリ辛でビールによく合って美味しい。
タイのスワンナプーム空港に22時半に到着。乗り換えて翌1時頃出発。

スワナプーム空港はダイナミックな空間が印象的。間接光も雰囲気がある。
外気温が30度で蒸していたのに空港内は寒いくらいで、エネルギーロスは大きそう。

機内では映画4本を観て1冊本を読んだが『gifted』が特によかった。

9/2 晴れ

予定通り翌朝6時40分頃、スウェーデンはアーランダ空港に到着。
入国審査を済ませてから、バスで1時間半、ストックホルム中央駅に移動。

待ち合わせまで時間があるので、中央駅周辺を散策することにした。
歩ける距離にトックホルム市庁舎があったのでサラッと見に行く。
赤煉瓦とツタのコントラストや中庭越しに見える港の景色が美しかった。

中央駅に戻って、9時にS君一家と合流。1歳の息子くんを連れて奥さんと3人で来てくれた。
大学ホッケー部の同期で今はストックホルムの大学で生物の研究を行っている。
息子くんは覚えたてなのか、電車電車と連呼している。

4人で電車に乗って森の墓地へ向かう。10時半頃到着。ここはずっと訪れたかった場所の1つ。
墓地というけれど公園のように入りやすくておおらかな場所。
石畳や緑の起伏をバギーを押しながら歩く。土曜日にも関わらず、それほど人も多くなく、
散歩をする人や自分のように見学に来たと思われる人とかがまばらに歩いていた。
明日も来るので全体を何となく歩き回って礼拝堂も外から見学。

軽食をビジターセンターで食べて、13時頃中央駅に戻る。

近くのレンタカー屋へ移動。ここからはS君の運転でストックホルム南の郊外にある
夏の家(G.アスプルンド設計)へ向かう。が、ここからが大変。ナビが目的地を認識せず、
乗るはずの高速道路に乗れず反対に向かったり、ロータリーからうまく降りられなかったり。
途中からカーナビに頼らず、iphoneのGPSに頼るも、最後はご近所さんに助けてもらって
ようやくたどり着いた。

到着は予定より1時間遅れて16時頃。アスプルンドのお孫さんであるシャルロッタさんが
コーヒーとマフィンを出してくれた。レクチャーとガイドは内部と外部を40分ほど。
後はゆっくり見てよいと言ってくれて鍵を預かって見学させてもらう。

切り妻の木造平屋の住宅をズラして配置した単純な構成。
リビングはもちろんテラスや食堂など気持ち良い場所がいくつもある、これぞ配置の妙。
考え抜かれた配置計画だと思う。北側の岩に南側の海と敷地を選んだ時点で、この形がすでに
あったのかもしれない、非常に説得力のあるプランだと思った。

帰りはナビも道を認識。あっさりとストックホルムまで戻る。レンタカーを返却して、
19時頃夕暮れが美しい海の景色を眺めながらガムラスタン(旧市街地)へ移動。

ホステルへのチェックインを済ませて近所にあるレストランへ着いたのは20時過ぎ。

S君が予約してくれた地元の人気店。土曜日ということもあってすでに満席。
日本料理のテイストを取り入れたコース料理。ピルスナーで乾杯し、赤ワイン、白ワインと
ボトルを入れ、互いの近況について語り合う。お互いにここ数年が頑張り時か。

店の内装も独特で面白い。濃い色の内装にペンダントライトとブラケットライトの照明計画。
曲げ木の椅子も座り心地がよかった。23時半頃解散。

帰り道、すでに閉まった店先もディスプレイが魅力的でいくつか見入ってしまう
そんな石畳の通りだった。ホステルへ戻ってすぐに就寝。

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