片浦のパン屋さん 設計監理契約、パン屋さん見学、解体実測調査など

2016.10.15

片浦のパン屋さんは少しずつ進んでいます。
先週の話ですが、ざっと報告です。

10/3 雨
小田原市内の豆料理のお店でお施主さんとランチミーティングからスタート。
厨房内の配置及び動線計画の打合せと設計監理契約の締結でした。
打合せ後は雨の中、お施主さんの車でパン屋さん巡りを行いました。

協力いただいたパン屋さんは2件。
開成町のベーカリー アスランさんと伊勢原市のムール ア ラ ムールさん。
規模こそ違いますが、どちらもさすが人気店だけあって厨房がとてもきれい。
機能性のある機械や棚の配置と整理整頓、掃除が行き届いて衛生的な印象でした。
今回の空家の周りはは自然が多いので、それらを活かしつつも
衛生的な厨房をつくることの重要性を再確認しました。

10/4 晴れ
翌日は現地で実測調査。設計の方向性がおおまかにまとまり、
大家さんの許可も頂けたので、天井を部分的に壊して軸組を確認しました。

上の写真は雨染みのある天井材を落とした2F小屋裏。
断熱材が入っていないこともり、小屋裏はサウナのような暑さ。
1Fとの温度差は20度くらいあったかもしれません。

杉の野地板の上にはルーフィングと金属板が敷かれていますが、
ルーフィングは手で触ると簡単に穴があくほど劣化していました。
屋根の葺替えと断熱補強も必要そうです。

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