碑文谷の家プロジェクト(東京都目黒区 木造戸建て住宅 改修工事)です。6月の内部解体工事+調査が終わってから、構造補強や諸々の検討を重ねて実施設計をまとめていました。
通常であれば、「実施設計→見積調整→着工(解体工事+本工事)」の流れですが、既存図面がない建物なので、「実施設計①→見積調整①→解体工事→実施設計②→見積調整②→本工事」という流れで進めています。この進め方はいったん現場を止めるため、時間はかかりますが、隠れてしまっている架構や下地材も把握できるので、実施設計や見積調整の精度が上がるメリットもあります。来月から始まる本工事に向けて、現在は見積調整中です。
碑文谷の家(東京都目黒区 木造戸建て住宅 改修工事)は6月上旬、内部解体工事が行われました。1週間ほどかけて、ひととおり終わったと監督さんから連絡があり、実測調査を行いました。
目視で基礎と軸組と調査しましたが、思ったよりも躯体はしっかりしていました。ただ、筋かい位置が想定と違っていたり、傷んでいる箇所もあったので、それを踏まえてどう改修設計を行うか、今後検討していきます。
実施設計を進めてきた碑文谷の家(東京都目黒区 木造戸建て住宅 改修工事)は4月中に設計をまとめて、概算見積りを工務店に依頼しました。5月中旬、受け取った概算見積書で工事範囲を確認。比較的小ぶりな戸建て住宅のリノベーションですが、内部解体工事と本工事は2期に分けて、慎重に進めていきます。
土地・物件探しからのプロジェクトや問い合わせが増えています。時間はかかりますが、あらかじめ家づくりのビジョンを施主・設計者で共有することで、総予算の中でのバランスを見ながら家づくりを進められるのがメリットです。ここ最近では立川の家、高津の家、流山の家(現在設計中)は土地探しから始めました。ただ、注意すべきは時間が読めないこと。早めの相談をオススメします。
さて、このプロジェクトですが、昨年の早い時期に話を聞いてたのですが、なかなか取りかかれず。。。物件探しは秋になってからでした。それでも幸運なことに、年明けによい物件が見つかりました。売買契約もされたので、今月から設計がスタートします。