府中の家 現場監理③ 上棟

2022.9.13

8/29 晴れ

午前中、府中の家(東京都 戸建て住宅 新築)の現場監理です。基礎工事が終わり、土台敷きが始まるタイミングで伺いました。友伸建設の五味さん、一戸さん、大工の吉川さんが土台敷き前の墨付け中です。基礎の状態を建主さんと確認。スラブにできた乾燥収縮によるヒビ割れには、エポキシ樹脂を注入するように伝えました。建主さん、五味さんと打合せをしてから昼前に駅まで送ってもらいました。

庭から見た基礎。鉤型をしています。


9/13 晴れ

不安定な天気が続いていた9月上旬、雨で2回延期となりましたが、この日は朝から晴れ。3度目にして棟上げ出来ることに。

10時過ぎに現場に到着。友伸建設、大工さん、鳶さんなど8人で作業中です。旗竿敷地で重機は使えないため、手運び、手で持ち上げての建て方です。すでに隅木が取り付き、登り梁がかけられていました。あらかじめ床には合板が敷かれていたこともスムーズに進んだ要因のようです。

心配していた隅木と柱、桁梁も特注金物で納まりました。構造材はほぼ埼玉県飯能市の杉で西川材とも呼ばれる地域材です。天然乾燥材のため、色味もよいです。

昼休みに建主さんと窓の位置を確認。実際に構造材が立ち上がることで、内外の関係がイメージしやすくなりました。13時前に駅まで送ってもらい、事務所に戻りました。

構造材は西川材。天然乾燥で色味もよいです。
桁梁と登り梁。登り梁は455mmピッチでかかります。
隅木と柱、桁梁、登り梁が交わります。
仕口は特注金物で受けています。
上棟の手土産に頂いたバッグ。建主さんの手描きスケッチ付き(笑)
Category: 府中の家
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