昨年末に竣工引渡しをした立川の家の建主さんから、今週のはじめに電話をいただきました。特に用事はなかったそうですが、お互いの近況報告を兼ねての四方山話になりました。家のことも聞けたので、少し紹介します。
コロナ禍で在宅の時間が増えたようですが、心地よく過ごせているそう。特に、庭の樹々が育ってきて「家と庭の一体感」が感じられるのが気に入っているとのこと。新緑から梅雨の季節にかけて、体感的には過ごしにくくなりますが、庭木が元気になってくることで視覚的な心地よさが生まれているようです。
ちなみに、時々聞かれるのですが、庭に面した居間や書斎の開口部は木製建具とガラスです。隠し框として温熱性能を保ちながら室内-テラス-庭の連なりを損ねないような納まりとしています。外部には外付けブラインドを設置し、プライバシーや防犯にも配慮しました。
庭木の手入れも楽しんでされているそうで、この状況がもう少し落ち着いたら、お邪魔したいと建主さんには伝えました。