3/21 雨 寒い
震災から10日経っての雑感。
流行語のように使われている、自分に何が出来るだろう、て言葉が好きだ。
それは、「これから」のことを考えているし、目にしても、聞いても、考えても前向きになるから。
こういう時こそ、ポジティブでいられるように、自分をコントロールしたい。
建設的でない批判や愚痴は本人の自己満足にこそなるけれど、誰のためにもならない。
自分も気を付けないと。
さて、震災時に、友人からメールやSkypeなどで連絡をもらった。その中からいくつか。
「テレビで被害状況見ていたら心配や」
「地震大丈夫?ケガとかしてない?」
「元気でなによりです。是非頑張って下さい。韓国人みんな日本を応援しています」
「テレビで地震の報道を見ました。大丈夫ですか?少し心配しています。無事を祈っています」とか。
最後のはやや惜しい(笑)
これまでひとの心配なんてしたって/されたって、そんなに意味ないじゃん・・・、と思っていたが、
どの言葉にもとてもホッとさせてもらった。
ピンチになったときこそ、人の言葉は温かいし、こんな温かい連鎖でひとが繋がっていけば、これからポジティブな社会をつくれると思う。
一級の免許も交付されたことだし、明日からの仕事も一歩一歩前向きににすすめていこう。
3/18 快晴 富士山見える
震災の影響があって、柏も御徒町も打合せがパスになったが、
伊豆大島は現場が何事もなかったかのように進んでいる。
たしか、3/12の朝にも棟梁と枠の話をしたような。(笑)
今日は飛行機で移動。
震災後の計画停電で電車のダイヤが乱れるものの、調布空港からの飛行機は通常営業。
意外とあっさり大島へ。
午前中、棟梁、設備屋さんと打合せを行う。
現場は、床材をあらかた貼り終わり、続いて天井工事、壁工事へ移行。
進みっぷりが心強い。心配なのは物資の流通だけ。
昼食後、お施主さんも合流して、建具などの打合せ。
帰りも調布空港を利用して、そのまま帰宅。
写真は玄関上がり框に使う大島産の桑。
3/6 晴れ 小春日和
午前中、地元で用足しをして、
午後から西日暮里のオープンハウスへ。
西日暮里駅徒歩5分の集合住宅。
(建築設計:バリカン,構造設計:間藤構造設計,施行:堀松建設工業)
住戸面積9m2の居室が全8室。
階段室を挟んで2部屋×4層。
各部屋は狭いが、1人暮らしで好きなものだけ置くような生活だと、
それはそれでありかも。
東京ならではのスケール。
何より、階段室の感じがすごくよかった。
西日でエロい光を演出したらしい。
ドエロだった。
3/4 晴れ ひな祭り寒波
伊豆大島の現場定例。
椿祭りの影響で混んでいる。
先週に引続き、天井野縁を取り付けている。
午前中は、棟梁、塗装と打合せ。
昼をはさんで、午後からは設備、防水、電気と五月雨式打合せ。
防水工事に関しても、今回は施工図レベルまで図面を描いて打合せをするため、
こちらの意図だけでなく、何で何をどうつくるかまで掘り下げて綿密に打合せ。
結局、予定していた東京行きのジェット船はパスして、熱海行きのジェット船で帰京。
写真はどちらも東海汽船の元町港の様子。