「2021年9月21日」の記事一覧

流山の家 現場監理④と工場見学

2021.9.21

9/10 晴れ

先日上棟した流山の家ですが、施工会社のかしの木建設さんの工場(こうば)にお施主さんと共同設計の吉川さんと4人で行ってきました。工場は千葉県八街市にあるので、事務所からは片道1時間半くらいです。

行ったのは内部で使う板材の確認のため。11時頃に到着するとさっそく監督の吉田さんが準備してくれた板材を見せてくれました。今回はコレを使いましょう、と見せてくれたのは長さ3m、厚み70mmの杉の一枚板(写真)。お施主さんも私たちも、驚きましたが、ほぼ即決。移動時間90分、板の決定は3分でした。使う場所はまた後ほど。

監督の吉田さんが自信を持って薦めてくれた杉板。

工場にはこうした一枚板が他にもいくつも保管されています。せっかくなので一部を見せてもらいました。階段は工場のストック材で作ってもらうことに変更しました。

板材は杉以外にケヤキやイチョウ、カヤ、トチなど色々。


工場見学の後は、近所の蕎麦屋(小間子)さんで美味しい蕎麦をご馳走になりました。そのまま、お施主さんの車で流山の家の現場へ。現場は大工さんが2人で作業中。2Fの小梁を取り付けているところでした。

L型平面の住宅です。iphone12の広角モードで撮影。

その日は最後に流山市役所で軽微変更のためのやりとりをしてから事務所に戻りました。


9/21 晴れ

14時から流山の家の現場監理に行ってきました。現場は大工さんが6人が作業中。外壁に構造用面材が貼られ、部分的にはサッシが取付けられました。

内部は床下地の合板が貼られ、空間が立ち上がって来ました。上棟も感慨深いのですが、壁が貼られ開口部ができる時も私は好きです。開口ができることで、光の入り方や景色の見え方など空間を感じられるからです。なかなかいい感じになりそうです。

監理業務は構造用面材の種類や釘ピッチ、屋根上のルーフィングの重ね代や納まり、サッシ取り付け位置を確認しました。棟梁の濱田さんといくつかやりとりをして15時半前に現場を出ました。

2Fの上の間。写真下は大きな吹き抜けです。
1Fの下の間。奥が台所です。
Category: 流山の家
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